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出郷

しゅっきょう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
leaving one's home town
文例 · 用例
その庭といふのはその後数回築き直されたにも拘らず、その忠魂塔の台石となつた石だけは殆んどその位置を変へず、そしてその忠魂塔も、私が後に出郷してからも、帰省した時には見掛けたやうに思ふが、七八年前帰省した頃から、それは姿を消した。
――世の母びと達に捧ぐ―― 一つの境涯 青空文庫
そこで偶然にもこの詩集が、私の出郷の記念として、意味深く出版されることになつた。
萩原朔太郎 純情小曲集 青空文庫
今も彼は、その最初の出郷の日を前にして撮つた、ニコニコ絣の着物を着て、先のつぼまつたモンペのやうな袴をつけた寫眞に向ふごとに涙の滲むやうな氣持をおさへることが出來ない。
島木健作 生活の探求 青空文庫
□第三出発―― 第一、破産出郷     東京熊本時代へ 第二、出家得度     放浪流転時代へ 第三、老衰沈静     小郡安住時代 (これからが、日本的、俳句的、山頭火的時代といへるだらう)□一つの存在――十二月廿六日 曇――晴。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
山陽が歳暮の詩に「一出郷国歳再除」と云つたのは、庚午の除夜を神辺で、辛未の除夜を京都で過すと云ふ意である。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
其歳暮の詩に曰く一出郷関歳再除、慈親消息空如何、京城風雪無人伴、独剔寒燈夜読書。
山路愛山 頼襄を論ず 青空文庫
プレゲルの水にうつれる月までも純理批判のかげかとぞ思ふ不出郷関八十春、江湖遠処養天真、先生学徳共無比、我称泰西第一人。
井上円了 西航日録 青空文庫
要するにこれらの地名は今日の語でいうと枝郷・出郷・出村というのに該当するのである。
柳田國男 地名の研究 青空文庫
作例 · 標準
出郷の日、村の境界にある古い祠に手を合わせて旅の安全を祈った。
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夢を叶えるための出郷ではあったが、やはり住み慣れた土地を離れるのは寂しい。
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彼は出郷してから一度も帰省することなく、都会で働き続けた。
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