地租
ちそ
名詞
標準
land tax
文例 · 用例
地租特免になつても、小作ばかりの此貧村の百姓に何のお蔭があらう。
— 平出修 『夜烏』 青空文庫
それから地租はたしか十五年間は免ぜられてゐたと思ひます。
— 有島武郎 『農場開放顛末』 青空文庫
然し、已を得ないと云うような言葉はつまり、弱者の云うことで――実際、此のサクバクたる農村が、郡山と同様の地租その他を負担させられると云うのは可哀そうなことです。
— 宮本百合子 『日記・書簡』 青空文庫
十七の歳、お蒼前樣の祭禮に馬から落ちて、右の脚を折り左の眼を潰した豐吉は、村役場の小使になつてゐて、私が訪ねて行つた時は、第一期地租附加税の未納督促状を、額の汗を拭き/\謄寫版で刷つてゐた。
— 石川啄木 『二筋の血』 青空文庫
十七の歳、お蒼前様の祭礼に馬から落ちて、右の脚を折り左の眼を潰した豊吉は、村役場の小使になつてゐて、私が訪ねて行つた時は、第一期地租附加税の未納督促状を、額の汗を拭き/\謄写版で刷つてゐた。
— 石川啄木 『二筋の血』 青空文庫
地租や地方税や町村税と違うて、相續税はごつおまツさかい、米や松茸賣つた金では追ひ付きまへんもんなア。
— 上司小劍 『太政官』 青空文庫
地所払下三田の屋敷は福澤諭吉の拝借地になって、地租もなければ借地料もなし恰も私有地のようではあるが、何分にも拝借と云えば何時立退を命じられるかも知れず、東京市中を見れば私同様官地を拝借して居る者は甚だ多い、孰れも不安心に違いないと推察が出来る。
— 福翁自伝 『福翁自伝』 青空文庫
蒙古王は此地に地局を置いて地租を徴収してゐると云ふ。
— 附 満蒙の歌 『満蒙遊記』 青空文庫
作例 · 標準
明治時代には、地租改正が行われました。
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農民は、収穫の一部を地租として納めていました。
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地租は国家の重要な収入源でした。
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ウィキペディア
地租(ちそ)は、明治6年(1873年)の地租改正法によって制定された土地を対象に賦課された租税である。近代日本の国税の中軸を占める存在であったが、昭和22年(1947年)に地方税とされ、昭和25年(1950年)に廃止されて新設の固定資産税に継承された。
出典: 地租 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0