背板
せいた異読 はいばん
名詞
標準
backboard
文例 · 用例
六月二十九日の昼休み、慶一、高志、ワラ、というKWTSトリオと、柾生、山崎の五人は、校舎の前庭の日本庭園にある、紫陽花に囲まれた東屋で、丸太のベンチに寝ころがったり、ベンチに足をのせ、背板に腰掛けたり、てんでんばらばらのかっこうで、ビートルズの話をしていた。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
「きつくなったんじゃないのかな、あいつ、背が伸びたから」 どこかから逃げてきたのか、つがいらしい、二羽のセキセイインコが、むかいの腰掛けの背板にやってきて、すぐにまたどこかへ飛んでいった。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
「いいんだよ、忘れてよ」 慶一は、すこし乗りだしていた躰を背板にあずけた。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
たしかに、令子にはほとんど衝撃をあたえなかったが、物理法則が無効になったわけではないので、慶一の躰は高志のアゴを軸に回転し、横たわった高志を飛び越え、背板とその上の細い丸太に、ひざから肩までを、イヤというほど叩きつけた。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
「キャッ」 あっというまに音が大きくなり、背板が丸ごと外へむかって倒れた。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
背板と高志に、半々に体重をあずけていた慶一が、支えを失って転がりはじめ、あわてて高志にしがみついた。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
」 背板が倒れた瞬間、令子は柱をつかんでじぶんを支えたが、慶一にひっぱられた高志の頭が、ひざから腹へとローラーをかけるように転がってきては、彼女の筋力ではどうしようもなかった。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
東屋の背板のことを思いだし、ちょっと、高志をからかってやろうと考えたのだ。
— 第2章 メリーゴーラウンド、1967年 『45回転の夏』 青空文庫
作例 · 標準
古い箪笥の背板が外れてしまい、修理が必要になった。
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家具職人は、丁寧に背板をはめ込み、がたつきがないか確認した。
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地震対策として、本棚の背板を壁に固定する作業を行った。
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標準
dorsal plate
作例 · 標準
恐竜の骨格標本には、背板がしっかり残されていた。
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昆虫の甲羅は、硬い背板と腹板で構成されていることが多い。
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この魚の背板は、光沢のある美しい色をしている。
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ウィキペディア
背板 は、節足動物の体の背面を覆いかぶさった外骨格である。名前はラテン語で「背面」を意味する「tergum」に由来する。
出典: 背板 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0