脱臼
だっきゅう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞動詞-自動詞頻度ランク #16915 · 青空 42 例
標準
dislocation
文例 · 用例
昨夜脱臼したのなら、直ぐに整復が出来る見込です」「遣って御覧」 花房は佐藤にガアゼを持って来させて、両手の拇指を厚く巻いて、それを口に挿し入れて、下顎を左右二箇所で押えたと思うと、後部を下へぐっと押し下げた。
— 森鴎外 『カズイスチカ』 青空文庫
「下顎の脱臼は昔は落架風と云って、或る大家は整復の秘密を人に見られんように、大風炉敷を病人の頭から被せて置いて、術を施したものだよ。
— 森鴎外 『カズイスチカ』 青空文庫
次に雪太郎の番になると、これはまた何と驚いたことには正銘の堅ボールで、抓らうにも指も立たぬので、私は両掌で鷲掴みにして、躍気となつて、えいえいと※ぎとらうと努めたが、見る間に私の腕はあべこべの逆拗りを喰つて二の腕の関節が脱臼しさうになつてしまつた。
— 牧野信一 『バラルダ物語』 青空文庫
一人の水夫は上半裸体の胴体を、寝床の手摺に結び付けたまま、床の方へ横筋違いにブラ下っていたが、左手の関節が脱臼するか折れるかしたらしく、ブランブランになって揺れていた。
— 夢野久作 『幽霊と推進機』 青空文庫
そんな工合で、僕がまあ代りに行くことになって、顎骨の脱臼をはめこむ仕方をいろいろ教わって、作男に案内されて出かけました。
— 豊島与志雄 『舞踏病』 青空文庫
そして兎に角、若い豪い博士として向うの家に乗り込んで、顎骨の脱臼を直してやりました。
— 豊島与志雄 『舞踏病』 青空文庫
しかも、その部分に当る頸椎に脱臼が起っていて、疑いもなくレヴェズの死因は、その扼殺によるもので……、恐らくそうしてから、絶命に刻々と迫ってゆく身体を、犯人は吊し上げたのであろう――と断ぜねばならなくなってしまった。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
」法水が辛っと出たような声で、「軟骨が滅茶滅茶になっているばかりじゃない、頸椎骨に脱臼まで起っているぜ。
— 小栗虫太郎 『夢殿殺人事件』 青空文庫
作例 · 標準
激しい運動中、不注意から肩を脱臼してしまい、痛みに顔を歪めた。
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子供が公園の遊具から落ちて腕を脱臼したため、すぐに病院へ連れて行った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
医者から、一度脱臼すると癖になりやすいから気を付けるように言われた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア
脱臼 とは、関節を構成する骨同士の関節面が正しい位置関係を失っている状態。 程度により完全脱臼と不完全脱臼(亜脱臼)に分類される。 靭帯や軟骨、骨が損傷を受けるため、骨を正しい位置に戻しただけでは治らず、ギプスでの固定か手術が必要で、後遺症が残る可能性もある。
出典: 脱臼 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0