町奉行
まちぶぎょう
名詞
標準
(Edo-period) town magistrate
文例 · 用例
「町奉行は格別、番屋で調べるときには、岡っ引や手先ばかりでなく、八丁堀のお役人衆もみんなこの息で頭からぽんぽん退治つけるんです。
— お化け師匠 『半七捕物帳』 青空文庫
江戸の町奉行所が開かれて以来、こんな人殺しの記録はかつてなかった。
— 鬼娘 『半七捕物帳』 青空文庫
あれはたしか文化四年四月の申渡しとおぼえていますが、町奉行所の申渡書では品川|宿旅籠屋安右衛門|抱とありますから、品川の貸座敷の娼妓ですね。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
四月十二日に入牢して、吉五郎は北町奉行榊原|主計頭の吟味をうけることになったが、他の同類がひとりも挙げられていないので、かれはあくまでもその犯罪を否認した。
— 岡本綺堂 『拷問の話』 青空文庫
あの町奉行は在職何年のあいだに何回の拷問を行ったといわれると、その回数が多ければ多いほど、彼の面目を傷けることにもなるので、よくよくの場合でなければ拷問を行わないことにしているのであるが、相手が強情でどうしても自白しない場合には、否でも応でも拷問を行う外はない。
— 岡本綺堂 『拷問の話』 青空文庫
江戸の町奉行所で察斗詰の例は極めて稀であった。
— 岡本綺堂 『拷問の話』 青空文庫
(この話は北町奉行所の与力であった佐久間長敬翁の教によるところが多い。
— 岡本綺堂 『拷問の話』 青空文庫
江戸時代、青森、鯵ヶ沢、十三などと共に四浦の町奉行の置かれたところで、津軽藩の最も重要な港の一つであつた。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
作例 · 標準
大岡越前は、名奉行として知られる町奉行だった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
町奉行は、町の司法と行政を司った。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼は町奉行の裁きを仰ぐため、訴状を提出した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
ウィキペディア
町奉行(まちぶぎょう)とは、江戸時代の職名で、領内の都市部(町方)の行政・司法を担当する役職。幕府だけでなく諸藩もこの役職を設置したが、一般に町奉行とのみ呼ぶ場合は幕府の役職である江戸の町奉行を指す。また、江戸以外の天領都市の幕府町奉行は大坂町奉行など地名を冠し遠国奉行と総称する。なお、後北条氏の例のように、江戸時代以前に町奉行という役職が用いられたこともある。
出典: 町奉行 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0