台帳
だいちょう
名詞頻度ランク #17281 · 青空 128 例
標準
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文例 · 用例
かの女の十一の歳から足かけ六年、今年二十二になる直助は地主であるかの女の家の土地台帳整理の見習ひとして、律儀な農家の息子の身を小学校卒業後間もなく、三里離れた山里から、都会に近いかの女の家に来て、子飼ひからの雇ひ男となつたのである。
— 岡本かの子 『川』 青空文庫
なお、売上台帳を調べて、難癖をつけるのだ。
— 織田作之助 『勧善懲悪』 青空文庫
例えば、背に腹はかえられず、困窮のあまり、つい台帳をごまかしたり、売上金を費消(――といっても、その中から固定給や家賃を無断借用しているだけのことだが、形式上は費消だ)しているのを発見すると、もうそれだけで、十分|馘首の口実にも保証金没収の理由にもなるのだった。
— 織田作之助 『勧善懲悪』 青空文庫
そうして自由に放恣な太古のままの秋草の荒野の代わりに、一々土地台帳の区画に縛られた水稲、黍、甘藷、桑などの田畑が、単調で眠たい田園行進曲のメロディーを奏しながら、客車の窓前を走って行くのである。
— 寺田寅彦 『軽井沢』 青空文庫
あれだ、この頁のここが田舎のやつらで、名前のあとにある数字が、大きい台帳で詳しく書いてある頁になる。
— THE ADVENTURE OF THE BLUE CARBUNCLE 『蒼炎石』 青空文庫
じゃあそいつを台帳で繰ってみろやい。
— THE ADVENTURE OF THE BLUE CARBUNCLE 『蒼炎石』 青空文庫
」 そこは小さく役所然とした部屋で、卓上には大きな台帳があり、壁からは電話が突き出ていた。
— THE MAN WITH THE TWISTED LIP 『唇のねじれた男』 青空文庫
松材の椅子二脚に小さな机ひとつ、台帳一冊に屑籠ひとつしか、家具がないんです。
— THE STOCK-BROKER'S CLERK 『株式仲買人』 青空文庫
作例 · 標準
経理担当者は、毎日、台帳に取引内容を正確に記録している。
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この土地の所有権に関する情報は、役所の台帳で確認できる。
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図書館では、貸し出し状況を管理するために利用者台帳を使っています。
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ウィキペディア曖昧さ回避
台帳(だいちょう) 商店や企業で、商品の売買額や賃金などを記録しておく帳簿。以下の各項目を参照: 大福帳 会計帳簿 賃金台帳 ブロックチェーン 国や地方自治体で、それぞれの所轄事項についての基礎的な数値や事実を記録しておく帳簿やデータベース。以下の各項目を参照: 住民基本台帳 道路台帳 河川台帳・水利台帳 固定資産課税台帳 農地基本台帳 卒業証書授与台帳 登記簿(旧土地台帳) 歌舞伎狂言の脚本。台本(だいほん)、根本(ねほん)、正本(しょうほん)などともいった。それぞれのセリフが、役名ではなく、役者名のあとに書かれているのが特徴で、例えば『白浪五人男』の「稲瀬川勢揃い」の場は、日本駄右衛門・弁天小僧・忠信利平・赤星十三郎・南郷力丸がそれぞれ自己紹介を渡りゼリフで廻してゆく有名な場面だが、台帳には 幸四郎: 「問われて名乗るも おこがましいが…… 菊五郎: 「さて其の次は…… 三津五郎:「続いて次に控えしは…… 宗十郎: 「又その次に連なるは…… 團十郎: 「さてどんじりに控えしは……といった具合に、それぞれの役をつとめる役者名のみが記されている。
出典: 台帳 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0