遺品
いひん
名詞頻度ランク #29628 · 青空 243 例
標準
things left (to one) by the deceased
文例 · 用例
その頃は「成功」なぞという言葉が特に取出されて流行し、娘たちはハイカラ髷という洋髪を結っている時代で虫食いの図書遺品を漁るというのはよくよく向きの変った青年に違いなかった。
— 岡本かの子 『東海道五十三次』 青空文庫
銘仙の絣の単衣は、家内の亡父の遺品である。
— 太宰治 『服装に就いて』 青空文庫
亡父の遺品の雨着物を着ている私は、この豪雨の張本人のような気がして、まことに、そら恐しい罪悪感を覚え、顔を挙げることが出来なかった。
— 太宰治 『服装に就いて』 青空文庫
よごれて、かび臭く、それに奇態に派手な模様のものばかりで、とても、まともな人間の遺品とは思われないしろものばかりである。
— 太宰治 『服装に就いて』 青空文庫
暫く静かに休養したかったし、また一つには幸子が最後の日迄起き伏しをしていた部屋で、遺品の品々の間に、愛しい妻の面輪をいつくしみ度い心からでもあったろう。
— 渡辺温 『勝敗』 青空文庫
その動作につれ、森谷牧場主森谷喜平の遺品の高価な鞭は陽にきらめきながら、ぴゅうぴゅうと鳴った。
— 佐左木俊郎 『恐怖城』 青空文庫
侯、熊楠の言によりしか否かは知らず、数年前このことを大学連に話し、大野雲外氏趣き掘りしに、貴重の上古遺品おびただしく発見せり、と雑誌で見たり。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
第6図 古ギリシアの日神ヘリオス第7図 デンマーク国古青銅器時代の遺品日の車『風俗通』に、馬一匹という事、馬を度ると一匹長かった故とか、馬死んで売ると帛一匹得たからとか種々の説を列べた中に、〈あるいはいわく、馬は夜行くに目明るく前四丈を照らす、故に一匹という〉とある。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
作例 · 標準
故人の遺品を整理しながら、思い出に浸った。
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祖母の遺品の中から、古い写真アルバムが見つかった。
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彼は形見として、父の遺品である時計を大切にしている。
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標準
lost item
作例 · 標準
電車の中でスマートフォンを遺品として届けてもらった。
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落とし物センターには、多くの遺品が届けられている。
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ホテルに宿泊した際、傘を遺品として忘れてきてしまった。
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