別派
べっぱ
名詞
標準
different sect
文例 · 用例
そういうものになると探偵小説はほんとうの「実験文学」とは違った一つの別派を形成するとも言われるであろう。
— 寺田寅彦 『科学と文学』 青空文庫
後に別派を立てて宇治紫文と更め、池の端に住んだのがこの人である。
— 森鴎外 『細木香以』 青空文庫
別派、学校側の花形で、あなたのお友だちの方に――わかりまして……私を、私をよ、嫁に、妻に世話しようとなすったのは誰方でした。
— 泉鏡花 『白花の朝顔』 青空文庫
別派、学校側の……可。
— 泉鏡花 『白花の朝顔』 青空文庫
一方には又別派の術、今日のメスメリズム、ヒプノチズムの如きことか、或は詐術を以て齊の少翁は武帝の亡き美人李夫人及び竈鬼を武帝の眼前に現はして、神に通ずること能くすべしといふ妄信を起させ、大に帝の尊信を得た。
— 幸田露伴 『道教に就いて』 青空文庫
そこで伏見院も後伏見院も世尊寺風の書をお書きになつて居つたが、尊圓法親王のは別派で全く新しい書風を書かれた。
— 内藤湖南 『日本文化の獨立』 青空文庫
見ると、「私は……です」の敬語調で、自分とは別派である。
— 二葉亭四迷 『余が言文一致の由來』 青空文庫
ただこれでは本すじの飛んだほうの話にはならぬが、この宗派の別派に紫波派とも八重畑派とも称するものがある。
— 佐々木喜善 『東奥異聞』 青空文庫
作例 · 標準
彼は師匠の教えに疑問を抱き、自ら別派を立てて独立することを選んだ。
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同じ茶道でも、別派のお点前は作法が少しずつ異なっていて興味深い。
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華道の展覧会で、主流派とは一線を画す別派の大胆な作品が注目を集めた。
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