虫除け
むしよけ
名詞頻度ランク #43446 · 青空 7 例
標準
insecticide
文例 · 用例
虫除けの網戸を開けて戸をノックした。
— 有島武郎 『フランセスの顔』 青空文庫
「これをなあお子供衆のお腰に下げておおきやすと奇体に虫除けになりますそうでなあ方々からくれくれ言やはりますので皆あげてしまいましてなあもうこれだけより残っとりませんけれど――どうぞお持ちやして」 これは尼君がつれづれの手細工であった。
— 和辻哲郎 『古寺巡礼』 青空文庫
ちはやふる卯月八日は吉日よかみさげ虫を成敗ぞする 家の中へこの歌を貼っておくと、虫除けや悪病よけになるとこの地方ではいい伝えている。
— 地の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
」「順番といいながら、おめえは、女にばかり先へ汲んでやるじゃないか」「わしも女子は好きだから」「この坊主、極道者だ」「えらそうにいうな、お前たちだって、甘茶や虫除けが貰いたくて来るんじゃあるまい、わしには、分っている、お釈迦さまへ掌をあわせに来るのが半分で、お通さんの顔を拝みにくる奴が半分。
— 地の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
丙太は、躍って来て、「行ったよっ」「お通さん、いたか」「いた、きょうはな、おばば、お通姉さんは美麗な帯をして、花祭りしていた」「甘茶と、虫除けの歌を、もろうて来たか」「ううん」「なぜもろうて来ぬのだ」「お通姉さんが、そんな物はいいから、はやくおばばに知らせに、家へ帰れというたんや」「何を知らせに?
— 地の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
御覧遊ばせ、あれ、あのやうに生きた奴を一匹針で壁にとめて、虫よけの蠱ひが致してございますから。
— 大正八(一九一九)年 『茶話』 青空文庫
この紅、土用と寒の丑の日に刷かすをよしとして、当日は小間物やが店先に「本日うし」と筆太に記されたビラの掲げらるるを例とするが、寒中の丑の日に刷いたは、切り傷、皮膚のあれによろしく、土用なるは毒けし、虫よけに用いる。
— 柴田流星 『残されたる江戸』 青空文庫
忘れず寿江子のおいてゆく服の中へ虫よけのホドジンを入れさせなければ。
— 一九三九年(昭和十四年) 『獄中への手紙』 青空文庫
作例 · 標準
キャンプに行くなら、強力な虫除けスプレーを持って行ったほうがいい。
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窓際にハーブの香りの虫除けを置いて、蚊の侵入を防いでいる。
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「この虫除け、服の上からでも使えるタイプかな?」
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