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黒白

くろしろ異読 こくはく・こくびゃく
名詞頻度ランク #41448 · 青空 277
1
標準
black and white
文例 · 用例
あいつを、あの青みどろを、しかと掴んで計算し、その在りのままの姿を、克明に描寫し、黒白確實に、表現し、それを、やさしい額縁にいれて呈出したい。
太宰治 「人間キリスト記」その他 青空文庫
土俵の黒白青赤の四本の柱は、悲しいくらゐどぎつい原色なのでありました。
太宰治 國技館 青空文庫
従来、ただ天気の変りを予知さすだけに、峯の頂の天に掲げ出した、笠なりの雲も、近頃では、その色を黒白の二つに分け、黒の笠雲の場合は風雨のある前兆とし、白い笠雲の場合は風ばかりの前兆としたようなこまかさとなった。
岡本かの子 富士 青空文庫
ゑゝ言ふ事を聞かぬ我まゝ者め、何うともお爲と捨てぜりふ言ひて心ともなく庭を見るに、ぬば玉の闇たちおほふて、物の黒白も見え分かぬに、山茶花の咲く垣根をもれて、書生部屋の戸の隙より僅かに光りのほのめくは、おゝまだ千葉は寢ぬさうな。
樋口一葉 われから 青空文庫
柱などを巻いた布が黒白のだんだらになっているところを見ると何かしら厳かな儀式でもあるように思われる。
寺田寅彦 ある日の経験 青空文庫
昨年見た「流行の王様」という映画にも黒白の駝鳥の羽団扇を持った踊り子が花弁の形に並んだのを高空から撮影したのがあり、同じような趣向は他にもいくらもあったようであるが、今度の映画ではさらにいろいろの新趣向を提供して観客の興味を新たにしようと努力した跡がうかがわれる。
寺田寅彦 映画雑感(4) 青空文庫
色彩をぬきにして浮世絵というものを一ぺんばらばらにほごしてしまうと、そこに残るものは黒白のさまざまな切片といろいろの形状をした曲線の集団である。
寺田寅彦 浮世絵の曲線 青空文庫
黒白の切片の配置、線の並列交錯に現われる節奏や諧調にどれだけの美的要素を含んでいるかという事になると、問題がよほど抽象的なものになり、むしろ帰納的な色彩を帯びては来るが、しかしそれだけにいくらか問題の根本へ近づいて行きそうに思われる。
寺田寅彦 浮世絵の曲線 青空文庫
作例 · 標準
その事件の黒白をはっきりさせるべきだ。
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写真が黒白だと、ノスタルジックな雰囲気になる。
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チェス盤は黒白のマス目で構成されている。
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