今昔
こんじゃく異読 こんせき
名詞頻度ランク #36013 · 青空 306 例
標準
past and present
文例 · 用例
馬の鳴声には古今の相違があろうと思われないのに、これを表わす音に今昔の相違があるのは不審なようであるが、それにはしかるべき理由があるのである。
— 橋本進吉 『駒のいななき』 青空文庫
旅行の今昔幸田露伴-------------------------------------------------------【テキスト中に現れる記号について】:ルビ(例)仰あるのですか。
— 幸田露伴 『旅行の今昔』 青空文庫
「(前略)昔はだいぶ評判の事であったが、このごろは全くその沙汰がない、根拠の無き話かと思えば、「土佐今昔物語」という書に、沼澄(鹿持雅澄翁)の名をもって左のとおりしるされている。
— 寺田寅彦 『怪異考』 青空文庫
家は土御門西の洞院にありければで、駈け込むと齊しく倒れた、と言ふのが、今昔物語りに見える。
— 泉鏡太郎 『春着』 青空文庫
今昔物語に、安倍頼時が満洲に渡つて見聞したことを載せたのは、これらの考古学及び土俗学上の資料と併せ考へて、決して一場の説話として捨てるべきものでない。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
それは今昔物語に見えてゐる如くに、将門の父の良将の遺産を将門が成長しても国香等が返さなかつたことで、此の様な事情は古も今もやゝもすれば起り易いことで、曾我の殺傷も此から起つてゐる。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
今昔物語が信じ難い書であることは無論だが、此の事実は有勝の事で、大日本史も将門始末も皆採つてゐる。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
支那では古からあったことのようであるが、犠牲の観念は吾が神国にも支那の思想や文物の移入と共に伝わったのではないか、既に今昔物語には人身|御供の物語が載っていて、遥かに後の宮本左門之助の武勇談などの祖と為っている。
— 幸田露伴 『連環記』 青空文庫
作例 · 標準
「この古い城壁は、今昔の歴史を物語っているようだ。」
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「博物館で、過去の生活と現代の技術の今昔を比較展示していた。」
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「彼の話は、子供の頃の思い出と今の苦労話が入り混じり、まさに今昔の様相を呈していた。」
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