頡頏
けっこう
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #2723 · 青空 25 例
標準
rising and falling (of a bird)
文例 · 用例
結局双方の智力たがいに相|頡頏するに非ざれば、その交際の権利もまた頡頏すべからざるなり。
— 福沢諭吉 『学者安心論』 青空文庫
かくて杭州に近き泉州は、地の利を占めた上に、南宋時代を通じて、支那政府は國庫の收入を増加せんが爲に、頻りに外蕃の通商を奬勵したから、泉州の貿易は年一年と長足の發展をして、廣州と頡頏して讓らざる位置に立ち、更に南宋末から元時代にかけて、泉州の勢力は遂に廣州をも凌駕するに至つた。
— 桑原隲藏 『蒲壽庚の事蹟』 青空文庫
若しも然らずして、其官權が帝室に縁あるときは、此官權と頡頏するは、恰も帝室に頡頏するが如くに見へ、此官權が民權を征伐するは、帝室が之を征伐するが如くに見へて、其人心を震動するの禍は實に容易ならざることならん。
— 福沢諭吉 『帝室論』 青空文庫
次に嵐雪にも相応の弟子があって、その弟子も善く作るので、暗に其角と頡頏している。
— 正岡子規 『俳句上の京と江戸』 青空文庫
如水は邪恋に憑かれた救はれ難い妄執の男、家康の四十の恋を目にとめたが、その実力秀吉に頡頏する大人物と評価して、俄に複雑な構想を得た。
— 坂口安吾 『二流の人』 青空文庫
当時池之端数寄屋町の芸者は新柳二橋の妓と頡頏して其品致を下さなかった。
— 永井荷風 『上野』 青空文庫
国貞は天明六年に生れ元治元年七十九歳を以て歿したればその長寿とその制作の夥しきは正に葛飾北斎と頡頏し得べし。
— 永井荷風 『江戸芸術論』 青空文庫
英山は文化初年鳥居清長歿し続いて喜多川歌麿世を去りし後初めは豊国と並び後には北斎と頡頏して一時浮世絵界の牛耳を把れり。
— 永井荷風 『江戸芸術論』 青空文庫
作例 · 標準
大空を自由に頡頏する鳥の姿は、いつ見ても雄大だ。
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波間を頡頏する漁船の姿は、海の厳しさを物語っていた。
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人生には順風満帆な時もあれば、嵐の中を頡頏するような困難な時もある。
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標準
rivalry (between two equally strong sides)
作例 · 標準
二つの会社は長年市場で頡頏しており、常に新しい技術を競い合っている。
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今回の選挙戦では、拮抗する二人の候補が最後まで頡頏した。
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スポーツの世界では、トップ選手たちが互いに頡頏し、より高いレベルを目指す。
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