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火矢

ひや異読 かせん
名詞多音語
1
標準
fire arrow
文例 · 用例
正邪の判断を寄せ付けぬ石火矢なのだ。
岡本かの子 阿難と呪術師の娘 青空文庫
月夜の白張、宙釣りの丸行燈、九本の蝋燭、四ツ目の提灯、蛇塚を走る稲妻、一軒家の棟を転がる人魂、狼の口の弓張月、古戦場の火矢の幻。
泉鏡花 吉原新話 青空文庫
長唄 元寇長唄 元寇第一段天に連る玄界の際涯はいづく壱岐対馬、夕浪千鳥群れかへる蜑の小舟のそれならで、山かと高き兵船の満々と張る真帆の数、櫓に撓むる石火矢に軍皷の調旌旗とどよもし、舳艫相|接ぐ九百余艘、入日に染まる船脚やとどろと洗ふ潮の手を、しや、ひた押しの陣がまへ松浦さしてぞ押し寄せたる。
北原白秋 新頌 青空文庫
直ちに廻送せしめ、城へ石火矢を放たせた。
菊池寛 島原の乱 青空文庫
当時城内の武備の有様を見るに石火矢八十挺、二三十目玉から五十目玉までの大筒百挺、十匁玉より二十目玉までの矢風筒三百挺、六匁玉筒千挺、弓百張、長柄五百本、槍三百本、具足二百領、其他とあるから、相当なものである。
菊池寛 島原の乱 青空文庫
寄手はそこで石火矢を放ったから、城内は火煙に包まれて、老弱の叫声は惨憺たるものである。
菊池寛 島原の乱 青空文庫
そして路面からの反射光線は室内にまで火矢のように躍り込んでいた。
佐左木俊郎 三稜鏡 青空文庫
尤も石火矢や大砲は支那の方が日本人よりも進んで居りましたが、此の小銃で狙撃するのは日本人特有のものでありまして、朝鮮で七八年も永い間戰爭して居る間に、朝鮮人が日本人から傳授されまして、それが後になつて支那人に大變調法がられた事があります。
内藤湖南 日本國民の文化的素質 青空文庫
作例 · 標準
敵陣に攻め込む際、火矢が雨のように降り注いだ。
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城壁を守る兵士たちは、火矢を敵に向かって放った。
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夜空を切り裂く火矢は、戦いの激しさを物語っていた。
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2
標準
rocket
作例 · 標準
古代中国の戦争では、火矢(ロケット)が強力な兵器として使われた。
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この火矢は、推進剤を燃焼させて飛翔する、初期のロケットと言える。
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敵の防御を突破するために、大型の火矢が次々と発射された。
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ウィキペディア

火矢(ひや)とは、敵方の建築物に遠距離から火を放つための矢のこと。現代の焼夷弾に相当する投射武器の総称である。火箭(かせん)ともいう。

出典: 火矢 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0