談叢
だんそう
名詞
標準
a number of interesting stories
文例 · 用例
故あつて俳句の吟詠を廃した今日の私に最早句と云へばみな旧詠のおもひで許りしかないやうに、私の東京の街々に関する談叢も亦みな過去のこと以外にはなくなつてしまつた。
— 正岡容 『寄席風流』 青空文庫
古書画の鑑定については、その著『後素談叢』を見ても蘊蓄の深さが窺われる。
— 山本笑月 『明治世相百話』 青空文庫
『東武談叢』その他の聞書に見えているのは、慶長十四年の四月四日、駿府城内の御殿の庭に、弊衣を着し乱髪にして青蛙を食う男、何方よりともなく現れ来る。
— 柳田国男 『山の人生』 青空文庫
これは「談叢」という一書のうちに見える記事である。
— 篇外余録 『三国志』 青空文庫
そして、都会のこういう名園がだんだんそうなるように、公開的の性質を帯び、春から秋までは、いろいろな設備をして入場者を遊ばせるのである。
— 岡本かの子 『酋長』 青空文庫
一口に海岸といったところで、海岸にもいろいろあるから困るわけですが、だんだんそういう書き方の脚本が殖えて来ましたから舞台装置家も随分難儀なことがあるだろうと思う。
— 岡本綺堂 『久保田米斎君の思い出』 青空文庫
もっとも己も最近では若いものに感染れて、だんだんそういうものの方が好きになった。
— 徳田秋声 『縮図』 青空文庫
でも、度々試合をした結果、だんだんそういうことはなくなったのですが、とうとう大将組にはいることが出来ずに卒業することになりました。
— 小酒井不木 『体格検査』 青空文庫
作例 · 標準
祖父はいつも、昔の面白い談叢を語ってくれた。
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その本は、偉人の談叢を集めたものだった。
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旅の途中で出会った人々との談叢が、良い思い出になった。
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