腕を磨く
うでをみがく
表現動詞-五段-カ行
標準
to polish one's skills
文例 · 用例
まして君なぞ既にいい腕になっているのだもの、いよいよ腕を磨くべしだネ。
— 幸田露伴 『鵞鳥』 青空文庫
「イヤ腕を磨くべきはもとよりだが、腕で芸術が出来るものではない。
— 幸田露伴 『鵞鳥』 青空文庫
長二は此の時二十八歳の若者で、眼がきりゝとして鼻筋がとおり、何処となく苦味ばしった、色の浅黒い立派な男でございますが、酒は嫌いで、他の職人達が婦人の談でもいたしますと怒るという程の真面目な男で、只腕を磨く一方にのみ身を入れて居りますから、外見も飾りもございません。
— 三遊亭圓朝 『名人長二』 青空文庫
料理人の方はこれも腕を磨くために自ら奮って当日の料理方を無報酬で引受けようという者もあるし、会場その他の諸雑費は子爵が持出すし、中庭へ七輪とテンピを持って来て一々客の眼の前で料理するのだから来会者のためには非常の利益になる。
— 秋の巻 『食道楽』 青空文庫
諸君は、まずここに深く留意して進まなければ、いかに百年よくこの道に腕を磨くことがあっても、終にその名手たるの栄光を勝ち得ることはできないだろう。
— ――新雇いの料理人を前にして―― 『日本料理の要点』 青空文庫
雑誌社へ紹介してくれという人もあるけれども、やはり自分の腕を磨くことが先決問題である。
— ――筆を折るの弁―― 『平次と生きた二十七年』 青空文庫
」 竜之助は苦笑いして、「その兵馬とやらはいくつになる」「ことし十七でございます」「勝負はいつでも辞退はせぬ故、まず当分は腕を磨くがよかろうとそう申してくれ」 十七の小腕を以て、我に尋常の勝負を望むとは殊勝に似て小癪である。
— 三輪の神杉の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
作例 · 標準
例句