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雄図

ゆうと
名詞
1
標準
ambitious plan (enterprise)
文例 · 用例
カイゼルは当時の雄図の遂行にできうるだけ多くの科学を利用しようとしたのではないかと想像される。
寺田寅彦 自由画稿 青空文庫
ここに少憩して付近の勝を探ぐり、はるかに左方|春日山の城跡を仰おいで、曠世の英傑上杉|輝虎の雄図を偲び、夕陽斜めに北海の怒濤を照すの夕闇に、潮鳴りの物凄き響きをききつつ、直江津の町へ入った。
井沢衣水 本州横断 痛快徒歩旅行 青空文庫
我が十二三歳の頃愛読したりし漫録集にして永く雲隠れしたりしものを、数日前はしなく父の古本函より発見したる、南城上野雄図馬が『人物と文学』あり。
石川啄木 閑天地 青空文庫
川島は満洲朝の滅亡と共に雄図|蹉※し、近くは直隷軍の惨敗の結果が宣統帝の尊号|褫奪宮城明渡しとなって、時事日に非なりの感に堪えないで腕を扼しているだろうが、依然信州の山河に盤踞して嵎を負うの虎の如くに恐れられておる。
内田魯庵 二葉亭追録 青空文庫
彼の肉体に植物の繁茂し始めた歴史の最初は、彼の雄図を確証した伊太利征伐のロジの戦の時である。
横光利一 ナポレオンと田虫 青空文庫
彼の爪が勃々たる雄図をもって、彼の腹を引っ掻き廻せば廻すほど、田虫はますます横に分裂した。
横光利一 ナポレオンと田虫 青空文庫
はしなくもこのことありしを思ひいで、かくも荒れはてたる城山の空しき風に対する時、さしもの雄図も、今や、日月と共に、遠き過去に属したるを愴むの情いよ/\深からざるを得ざるなり。
蒲原有明 松浦あがた 青空文庫
第六は、これこそ、今日の劇作家が、殊に、雄図を蔵した劇作志望者諸君が、その目標をおくべき最も有望多幸な道であり、これに成功しさへすれば、シェイクスピイヤもイプセンも怖るるに足らぬわけである。
岸田國士 劇壇暗黒の弁 青空文庫
作例 · 標準
若き起業家は、社会に大きな変革をもたらすという雄図を抱き、事業を立ち上げた。
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その建築家は、都市の景観を一変させるような雄図を設計に盛り込んだ。
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彼は、長年の夢であった世界一周旅行という雄図を、退職後に実現させた。
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