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猛威

もうい
名詞頻度ランク #27888 · 青空 134
1
標準
fury
文例 · 用例
駸々と水泳場も住居をも追い流す都会文化の猛威を、一面灰色の焔の屋根瓦に感じて、小初は心の髄にまで怯えを持ったが、しかししばらく見詰めていると、怯えてわが家|没落の必至の感を深くするほど、不思議とかえって、その猛威がなつかしくなって来た。
岡本かの子 渾沌未分 青空文庫
その都会の猛威に対する自分のはらはらしたなつかしさは肉体さえも抱え竦められるようである。
岡本かの子 渾沌未分 青空文庫
とにかく、父や自分の仇敵である都会文化の猛威に対して、少しも復讐の気持が起らず、かえって、その逞ましさに慄えて魅着する自分は、ひょっとして、大変な錯倒症の不良|娘なのではあるまいか。
岡本かの子 渾沌未分 青空文庫
列国の猛威に対抗するためには、打清興漢の政治運動も勿論急務に違いないが、しかし、新しい学問に依って、列国の威力の本質を追求する事も自分たち学生に負わされた職業ではなかろうか。
太宰治 惜別 青空文庫
玄明の事の起らぬ前、官符があるのであるから、将門が微力であるか維幾が猛威を有してゐるならば、将門は先づ維幾のために促されて都へ出て、糺問されねばならぬ筈の身である。
幸田露伴 平将門 青空文庫
将門が猛威を張つたのは、大小の差こそあれ大元が猛威を振つたのと同じく騎隊を駆使したためで、古代に於ては汽車汽船自働車飛行機のある訳では無いから、驍勇な騎士を用ゐれば、其の速力や負担力に於て歩兵に陪※するから、兵力は個数に於て少くて実量に於て多いことになる。
幸田露伴 平将門 青空文庫
昔日暴風雨を凌ぎ、疾雷閃電の猛威を以て、中原を席捲し去りたる夢は今|何処にかある。
北村透谷 想断々(2) 青空文庫
鳥のように天空を翅り、獣のように猛威を競います。
夢野久作 鼻の表現 青空文庫
作例 · 標準
インフルエンザが猛威を振るい、市内の多くの小中学校で学級閉鎖が相次いだ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
大型の台風が猛威を振るいながら北上しており、厳重な警戒が必要だ。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
SNS上で誹謗中傷が猛威を振るう現状に対し、法整備を求める声が強まっている。
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