梅漬け
うめづけ
名詞
標準
umezuke
文例 · 用例
また梅漬け、干柿、栗、およそ保存にたえるものは、なんでも糧倉へみたしていたが、しかし城兵一日の糧を、かりに米六合とみれば、千人で日に六石、古法の三斗五升俵にして十七俵強の容積である。
— 千早帖 『私本太平記』 青空文庫
何か、女児も十二三でなければ手に掛けないという、その清浄な梅漬を、汚穢くてならぬ、嘔吐すと云う。
— 泉鏡花 『吉原新話』 青空文庫
茶山が常陸巡をしてゐる間、蘭軒はお益さんが梅漬の料に菜圃の紫蘇を摘むのを見たり、蔵書の虫干をさせたりしてゐたと見える。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
その後から金銀細工の鳳凰や、蝶々なんぞの飾りを付けた二つの梅漬の甕を先に立てて、小行李とか、大行李とかいった式の食料品や天幕なんぞを積んだ車が行く。
— 夢野久作 『狂人は笑う』 青空文庫
味噌漬もいゝが、ことに梅漬がよかつた。
— 草鞋の話旅の話 『樹木とその葉』 青空文庫
」 彼は慌てて、今|噛りかけていたベビーゴルフのボールほど大きい梅漬を、めんつの中へ投げ込んで、股引でちょっとこすった手を彼の女の前へ差し出した。
— 百瀬慎太郎 『案内人風景』 青空文庫
梅漬と味噌が添えてある。
— 円明の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
作例 · 標準
祖母の家に行くと、必ず梅漬けがご飯のお供として出てきた。
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自分で梅漬けを作ってみたら、市販のものより塩気が強くなりすぎた。
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梅漬けと白いご飯だけで、朝食を手早く済ませた。
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