天金
てんきん
名詞
標準
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文例 · 用例
父に連れられてはじめて西洋料理というものを食ったのが、今の「天金」の向かい側あたりの洋食店であった。
— 寺田寅彦 『銀座アルプス』 青空文庫
が、椿岳の感嘆者また蒐集家としては以上の数氏よりも遅れているが、最も熱心に蒐集したのは銀座の天居といっては誰も余り知るまいが、天金といったら東京の名物の一つとしてお上りさんの赤ゲットにも知られてる旗亭の主人である。
— ――過渡期の文化が産出した画界のハイブリッド―― 『淡島椿岳』 青空文庫
それを筆頭として天ぷら屋の大新、同じく天虎、藪蕎麦、牛肉屋の古川、鳥屋の大黒屋ぐらいに過ぎず、西側では料理屋の千歳、そば屋の福寿庵、横町へはいって例の天金、西洋料理の清新軒。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
その翌年の夏、銀座の天金の主人から、暑中見舞いとして式亭三馬自画讃の大色紙の複製を貰った。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
その翌年の夏、銀座の天金の主人から、暑中見舞として式亭三馬自画讃の大色紙の複製を貰った。
— 岡本綺堂 『我家の園芸』 青空文庫
松居君もわたしもその後間もなく中央新聞社を去ることになったので、再び天金を一緒に食う機会をうしなったが、一つの桟敷で芝居の弁当を食うことはその後も長くつづいていた。
— 岡本綺堂 『明治劇談 ランプの下にて』 青空文庫
天金で一番いい天麩羅を下さいと云って女中さんに笑われた。
— 林芙美子 『落合町山川記』 青空文庫
天金は塵埃と湿気とへの防備として案出せられた。
— 高村光太郎 『装幀について』 青空文庫
作例 · 標準
書棚に並んだ古い洋書の天金が、鈍く光っている。
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この豪華な辞書は、ページの上部が天金加工されている。
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天金の本は、保存状態が良いものが多いね。
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ウィキペディア曖昧さ回避
天金 (製本技術) - 製本で金箔などを貼り付ける金付けを天小口の部分におこなうこと。 天金 (天ぷら) - 銀座で営業の天ぷら屋。1864年(元治元年)創業、1970年(昭和45年)閉店。
出典: 天金 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0