内揚げ
うちあげ
名詞
標準
inner pleat
文例 · 用例
」そのときまっくらな地平線の向ふから青じろいのろしがまるでひるまのやうにうちあげられ汽車の中はすっかり明るくなりました。
— 宮沢賢治 『〔「銀河鉄道の夜」初期形一〕』 青空文庫
おまえはあのプレシオスの鎖を解かなければならない」 そのときまっくらな地平線の向こうから青じろいのろしが、まるでひるまのようにうちあげられ、汽車の中はすっかり明るくなりました。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
」 そのときまつくらな地平線の向うから青じろいのろしがまるでひるまのやうにうちあげられ、汽車の中はすつかり明るくなりました。
— 宮沢賢治 『銀河鐵道の夜』 青空文庫
三、逍遥先生おもしろの春の小雨や、うら向けに羽織かぶりて、※かつぎ、石いくつ飛び、童さび、声うちあげて、翁こそ帰り来ましぬ。
— 北原白秋 『風隠集』 青空文庫
反歌歌ふらくおのれ楽しむものならし楽しみてあらむひとりこもりて双柿舎 熱海遊草おもしろの春の小雨や、うら向けに羽織かぶりて、※かつぎ、石いくつ飛び、童さび、声うちあげて、翁こそ帰り来ましぬ。
— 北原白秋 『篁』 青空文庫
それから七日目に、橘媛のくしがこちらの浜へうちあげられました。
— 鈴木三重吉 『古事記物語』 青空文庫
それから幾日かたつて、魚は岸にうちあげられました、そして白い砂がからだの上に、重たく沢山しだいにかさなり、やがて魚の骨は砂の中に埋もれてしまひました。
— 童話集 『小熊秀雄全集-14』 青空文庫
近ごろでは仕掛け花火を主にするやうだが、河畔に集る人にはそれでよいが、全市を飾る、兩國の川開きなら、何處のビルヂングの窓からでも眺められる、遠景をおもんばかつた、とても雄大な火傘が、つるべ打ちにうちあげられて、空を飾るのが近代都市美の上からいつても本當だと思ふ。
— 長谷川時雨 『花火と大川端』 青空文庫
作例 · 標準
例句