反り返り
そりかえり
名詞
標準
warp
文例 · 用例
一心に写生をやっている未醒画伯を指して「あれはなんだ」と聞かれ、将軍反り返り、得意になって曰く、「ヒー、イズ、アクター」 西洋人、目を丸くして未醒氏の顔を見る。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
と微酔も醒めて蒼くなれば、下男は何事やらんと外を望み、泰助を見ると斉しく反り返りて、「旦那々々、あれは先刻病院に居た男だ。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
……八蔵は覗き込みて反り返り「ひゃっ、高田|様が自殺をしたッ。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
若い料理教師の鼈四郎は椅子に踏み反り返り煙草の手を止めて戸外の物音を聞き澄ましている。
— 岡本かの子 『食魔』 青空文庫
ホームズは両足を炉棚の隅に乗せて、両手を懐に入れて反り返り、他に対して言うというよりむしろ独り言でもしているような調子で話し始める。
— A CASE OF IDENTITY 『同一事件』 青空文庫
この日、ダシコフ大尉はイワノウィッチの顔を見ると、いつものようにちょっと苦笑いをしたが、彼はすぐ椅子に反り返りながら、「士官候補生イワノウィッチ!
— 菊池寛 『勲章を貰う話』 青空文庫
その二つの中心は、絶えず傾いて叫びながら、反り返り、流動しつつ、円を描いては壁に突きあたり、再び押し戻しては、壁にはじかれて、ぐるぐると前後左右へ流れ続けた。
— 横光利一 『上海』 青空文庫
足のぎしぎし鳴る椅子に反り返り矢代は、周囲の高原を見廻してはまた牛乳を飲んだ。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
作例 · 標準
長年の雨風にさらされ、木材の反り返りがひどくなっていた。
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