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旧蔵

きゅうぞう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
having owned (something) for a long time
文例 · 用例
すなわち池田亀鑑氏の調査によれば、ここの本文が「ひゝ」とあるのは上田秋成の校本だけであって、中村秋香の『落窪物語大成』には「ひう」とあり、伝|真淵自筆本には「ひと」とあり、更に九条家旧蔵本、真淵校本、千蔭校本その他の諸本には皆「いう」となっている。
橋本進吉 駒のいななき 青空文庫
しかし孫氏旧蔵の白定窯鼎が来るに及んで、諸の窯器は皆その光輝を失ったほどであった。
幸田露伴 骨董 青空文庫
千金を惜まずして奇玩をこれ購うので、董元宰の旧蔵の漢玉章、劉海日の旧蔵の商金鼎なんというものも、皆杜九如の手に落ちた位である。
幸田露伴 骨董 青空文庫
その毘陵の人が来たので、季因是は大天狗で、「近ごろ大した物を手に入れましたが、それは乃ち唐氏の旧蔵の名物で、わざとにも御評鑒を得たいと思っておりましたところを、丁度御光来を得ましたのは誠に仕合せで」という談だ。
幸田露伴 骨董 青空文庫
廷珸が前に定窯の鼎類数種を蒐めた中に、なお唐氏旧蔵の定鼎と号して大名物を以て人を欺くべきものがあった。
幸田露伴 骨董 青空文庫
廷珸は杭州に逃げたところ、当時|王の承奉兪啓雲という者に遇って、贋鼎を出して示して、これが唐氏旧蔵の大名物と誇耀した。
幸田露伴 骨董 青空文庫
然し孫氏旧蔵の白定窯鼎が来るに及んで、諸の窯器は皆其の光輝を失つたほどであつた。
幸田露伴 骨董 青空文庫
千金を惜まずして奇玩を是れ購ふので、董元宰の旧蔵の漢玉章、劉海日の旧蔵の商金鼎なんといふものも、皆杜九如の手に落ちた位である。
幸田露伴 骨董 青空文庫
作例 · 標準
美術館の展示パネルには、その名画がかつて海外の王室に旧蔵されていた経歴が記されている。
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「この古い掛け軸、実は明治の高官が旧蔵していた貴重なものなんだって」
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旧蔵の書物には、前の持ち主による書き込みや蔵書印があり、当時の読書体験を伝えてくれる。
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某コレクターが旧蔵していたクラシックカーのコレクションが、一斉に競売にかけられた。
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2
標準
former ownership
作例 · 標準
寺院に伝わる仏像が、実は近隣の廃寺の旧蔵品であったことが調査で判明した。
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「へぇ、この図書館の貴重書庫にある本は、ほとんどが旧家の旧蔵品なんだね」
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戦火を免れたのは、その絵画が個人の地下室に旧蔵され、隠されていたからだ。
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博物館は、旧蔵の状態を保つために、寄贈された資料の修復方針を慎重に検討した。
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