アクの強い
あくのつよい
形容詞
標準
harsh tasting
文例 · 用例
私は東京の大学生にはなつてゐたが、アクの強い方言の田舎青年だつた。
— 牧野信一 『熱海線私語』 青空文庫
それは由さんだけのことではなくて、六さんも、三三も、吉兵衛も、その息子の吉青年も、遊び好きでアクの強いことにかけては、由さんと変りはない。
— 久生十蘭 『春の山』 青空文庫
芥川龍之介は一日、わたくしに囁いて曰く「芭蕉といふおやぢは会つてみたら案外アクの強い藤村みたいないやな男(彼は大の藤村ぎらひであつたから)であつたかも知れないよ」 その時わたくしは何と答へたやらは忘れたが、彼の言ふところがわからないでもない気がした。
— 佐藤春夫 『管見芭蕉翁』 青空文庫
のみならず、あの飄逸な王様が、そんなアクの強いことをされるわけもないのである。
— 久生十蘭 『魔都』 青空文庫
アクの強い、渋味の烈しい、有機物無機物の嫌いなく、混淆し乱合した泥状の物質が、眼にもとまらぬほどの恐ろしい速度で、谷いっぱい、引っ擦るように疾駆している。
— 中村清太郎 『ある偃松の独白』 青空文庫
御藏前の札差で何人衆の一人と言はれた藤屋の彌太郎が、道樂や贅澤にも飽きた末、自分の葬式を出してアツと言はせようといふ、アクの強い催しにノコノコ出掛けて行く日頃の平次ではなかつたのです。
— 生き葬ひ 『錢形平次捕物控』 青空文庫
久しぶりに本場の料理を味わって、勉強になったなんて、とぼけていた」 アクの強い砂馬の言葉にもかかわらず、悲堂の飄々とした風格がそこにあざやかにうかがわれた。
— 高見順 『いやな感じ』 青空文庫
バルザックの小説を読むと、ヨーロッパの近代文学の作家たちはあくのつよい近代出版業者たちと日夜もみ合いながら、上向する社会全般の経済関係の中で、互に勁くなって来ているように思える。
— 宮本百合子 『春桃』 青空文庫
作例 · 標準
ほうれん草はアクの強いので必ず下ゆでをする。
Illusions AI · claude-haiku-4-5-20251001
このアクの強い野菜は独特の味わいがある。
Illusions AI · claude-haiku-4-5-20251001
アクの強い食材を好む人には人参の煮物が最高だ。
Illusions AI · claude-haiku-4-5-20251001
標準
excessively strong-willed
作例 · 標準
彼はアクの強い個性を持つ映画監督だ。
Illusions AI · claude-haiku-4-5-20251001
その芸術家のアクの強い作風は好き嫌いが分かれる。
Illusions AI · claude-haiku-4-5-20251001
アクの強い性格が彼を独創的にしているのだ。
Illusions AI · claude-haiku-4-5-20251001