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孤愁

こしゅう
名詞名詞-の形容詞
1
標準
profound loneliness
文例 · 用例
彼に「パリュウド」をかかしめた、パリ帰来後の孤愁と象徴派との別離。
宮本百合子 ジイドとそのソヴェト旅行記 青空文庫
夕方、孤愁に堪へかねて四日ぶりに外出、散歩がてら駅まで行く、句集はまだ来てゐない、帰途M屋で一杯ひつかけ、折から昇る月を背負うて戻る。
種田山頭火 其中日記 青空文庫
ただ然し、孤愁の底に沈んでる心の思いを打ち明けるのには、彼女が最も恰好な相手だったろう。
豊島与志雄 悲しい誤解 青空文庫
――花の憂愁、いや、私の心の孤愁なのであろう。
豊島与志雄 聖女人像 青空文庫
私はその後、よく旅先の宿屋の部屋の孤愁の中で、このときの女のことを思ひだしたものだつた。
坂口安吾 二十七歳 青空文庫
私はその後、よく旅先の宿屋の部屋の孤愁の中で、このときの女のことを思いだしたものだった。
坂口安吾 二十七歳 青空文庫
人生酔うては歌い、醒めては泣く、就中余は孤愁極りなき、漂浪人の胸中に思い到る毎に堪えがたき哀れを感じて、無限の同情を捧ぐるのである。
ハーン先生の一周忌に 面影 青空文庫
悲しみの極を過ぎたのだろう、もう泣く涙もないように、弥生はただ異様にきらめく眼で、憮然として腕を組んだ栄三郎の前に、番を破られて一つ残った坤竜丸が孤愁を託つもののごとく置かれてあるのを見すえている。
乾雲坤竜の巻 丹下左膳 青空文庫
作例 · 標準
異国の地で迎える初めての夜、彼は言いようのない孤愁に苛まれた。
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旅先でふと耳にした古い歌が、心の奥底にある孤愁を呼び覚ます。
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秋の深まりとともに、独り身の部屋に孤愁が静かに満ちていく。
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