宰領
さいりょう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
supervision
文例 · 用例
」「東京の工芸学校へ行っている運八の息子なの……正月やすみで帰っていて、ここで鶏に目が入り次第、車を手舁で床の正面へ据えて、すぐに荷拵えをして、その宰領をしながら、東京へ帰ろう手筈だったそうですわ。
— ――(前題――楊弓) 『ピストルの使い方』 青空文庫
まるで、自分が宰領しているような調子ではないかと、思わず坂田の顔を見た。
— 織田作之助 『雪の夜』 青空文庫
場合によって非常に悲惨な境遇に陥った罪人とその親類とを、特に心弱い、涙もろい同心が宰領してゆくことになると、その同心は不覚の涙を禁じ得ぬのであった。
— 森鴎外 『高瀬舟』 青空文庫
これまでこの高瀬舟の宰領をしたことは幾たびだか知れない。
— 森鴎外 『高瀬舟』 青空文庫
肝心の漁師の宰領は、為事は当ったが、金は大して儲けなかったのに、内では酒なら幾らでも売れると云う所へ持ち込んだのだから、旨く行ったのだ。
— 森鴎外 『鼠坂』 青空文庫
年齢から云っても貫禄から云っても、もちろん子路が彼等の宰領格である。
— 中島敦 『弟子』 青空文庫
家畜の宰領をしているラファエレに、現在の頭数を聞いて見たら、乳牛三頭、犢が牝牡各一頭ずつ、馬八頭、(ここ迄は聞かなくても知っている。
— 中島敦 『光と風と夢』 青空文庫
天神下までは路も近し、洋燈を手にして宰領して、男坂の裏を抜けて、目的の処へ行くと、さあ知れない。
— 泉鏡花 『湯島詣』 青空文庫
作例 · 標準
彼は工事現場の宰領を任された。
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大臣は、新しいプロジェクトの宰領を行った。
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経験豊富な職人が、若手の宰領にあたった。
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