一頭
いっとう
名詞
標準
one large animal (horses, cattle, etc.)
文例 · 用例
山麓帯の裾野で、日に焼けて、疲労をひどくしたくないので、定めの行程は短いにもかかわらず、翌十日は朝|出立した、馬を五頭、一頭は荷物を積んで、案内者の、チャアルス・グーチという男が、裸馬に乗り、アルペン杖を横たえながら、片手で荷馬車を曳いて先登に立って行く。
— 小島烏水 『火と氷のシャスタ山』 青空文庫
半日かかって一頭ずつしか取れないことがあった。
— 黒島傳治 『雪のシベリア』 青空文庫
二人は、まだ一頭も獲物を射止めていなかった。
— 黒島傳治 『雪のシベリア』 青空文庫
二軒目の小屋には一頭もいず、がらあきだった。
— 黒島伝治 『豚群』 青空文庫
しっ、どうどうどうと背戸を廻る鰭爪の音が縁へ響いて親仁は一頭の馬を門前へ引き出した。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
果たして一頭の鹿が松の枝の、僕の手が届きかねるところに釣り下げてあった、そしてそこにはだれもいなかった。
— 国木田独歩 『鹿狩り』 青空文庫
牛乳屋の物食う口は牛七匹と人五人のみのように言いしは誤謬にて、なお驢馬一頭あり、こは主人がその生国千葉よりともないしという、この家には理由ある一|物なるが、主人青年に語りしところによれば千葉なる某という豪農のもとに主人使われし時、何かの手柄にて特に与えられしものの由なり。
— 国木田独歩 『わかれ』 青空文庫
彼はともかくも周囲のあらゆる露店の主人に比べては一頭地を抜いた文明の宣伝者ででもあるように思われた。
— 寺田寅彦 『蓄音機』 青空文庫
作例 · 標準
牧場で子馬が一頭、元気に走り回っていた。
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象を一頭飼育するには、広大なスペースが必要だ。
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彼は競走馬を一頭所有している。
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