能楽師
のうがくし
名詞
標準
professional noh actor
文例 · 用例
更にその中で、毅然として勝敗の外に立ちつつ、全局を支配して行く名将の心境(というものがあるとすれば)、それこそ正に舞曲を以て天命の所作と心得ている能楽師(そんな人がいるとすれば)の心境と一致するものではあるまいか。
— 夢野久作 『「生活」+「戦争」+「競技」÷0=能』 青空文庫
能楽の内兜を見透かして、能楽師を恐れ入らして遣ろう……ぐらいの了簡で、初めからわかったような高慢な顔をして楽屋を覗きに来る馬鹿が多い。
— 夢野久作 『道成寺不見記』 青空文庫
実さんの風采は何だか能楽師らしくない。
— 夢野久作 『実さんの精神分析』 青空文庫
東都の能楽師等が時勢の非なるを覚って、装束を売り、能面を売って手内職や薄給取りに転向している際にも翁は頑として能楽の守護神の如く子弟を鞭撻し続けていた。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
明治の後年になって東都の能楽師がボツボツ喰えるようになって互いに門戸を張り合って来た時、翁の如き一代の巨匠が中央に乗出していたならば、当時の能界の巨星と相並んで声威を天下に張る事が容易であったかも知れぬ。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
梅津只圓翁翁ハ旧黒田藩喜多流ノ能楽師ナリ。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
元来梅津家は前記の通り、黒田藩お抱えの能楽師の家柄として喜多流を相伝していたので、利春は幼少の頃から部屋住のまま藩主斉清公の前に出て御囃子や仕舞を度々相勤めて御感に入り、いつも御褒美を頂戴していた。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
ただ弱冠十六歳で、能楽師家担当の重大責務ともいうべき神曲「翁」の相伝を受けたという一事によって、その当時の黒田藩内の能楽界に於ける利春の声望と実力の如何に隆々たるものであったかが想像される次第である。
— 夢野久作 『梅津只圓翁伝』 青空文庫
作例 · 標準
その能楽師は、長年の鍛錬によって培われた美しい舞を披露した。
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彼は若くして能楽師の道を志し、人間国宝の師匠に弟子入りした。
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能楽師の厳しい修行は、日本の伝統文化を次世代に繋ぐ重要な役割を担っている。
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ウィキペディア
能楽師(のうがくし)は、職業的に能楽を演じる人。
出典: 能楽師 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0