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原郷

げんきょう
名詞
1
標準
urheimat
文例 · 用例
そして其處から更に藤原郷といふのへ入り込むつもりであつたのだが、時季が少し遲れて、もうその邊にも斑らに雪が來てをり、奧の方には眞白妙に輝いた山の竝んでゐるのを見ると、流石に心細くなつて湯檜曾から引返した事があつた。
若山牧水 みなかみ紀行 青空文庫
そしていつかお前の方まで分け入るぞよと輝き渡る藤原郷の奧山を望んで思つたものであつた。
若山牧水 みなかみ紀行 青空文庫
原郷の方から來たのに清水越の山から流れ出して來た一支流が湯檜曾のはづれで落ち合つて利根川の溪流となり沼田の少し手前で赤谷川を入れ、やゝ下つた處で片品川を合せる。
若山牧水 みなかみ紀行 青空文庫
そして其処から更らに藤原郷というのへ入り込むつもりであったのだが、時季が少し遅れて、もうその辺にも斑らに雪が来ており、奥の方には真白妙に輝いた山の並んでいるのを見ると、流石に心細くなって湯檜曾から引返した事があった。
若山牧水 みなかみ紀行 青空文庫
そしていつかお前の方まで分け入るぞよと輝き渡る藤原郷の奥山を望んで思ったものであった。
若山牧水 みなかみ紀行 青空文庫
原郷の方から来たのに清水越の山から流れ出して来た一支流が湯檜曾のはずれで落ち合って利根川の渓流となり沼田の少し手前で赤谷川を入れ、やや下った処で片品川を合せる。
若山牧水 みなかみ紀行 青空文庫
同町内の呉服屋のせがれ伊之助は原郷右衛門のこしらえ、酒屋のせがれ三蔵はおかやのこしらえで鬘だけを取り、同じくその傍にぼんやりと坐っている。
岡本綺堂 勘平の死 青空文庫
寛文十一年に至つて、岩原郷立山に地を賜はり、延宝元年に新庁が造られた。
森鴎外 伊沢蘭軒 青空文庫
作例 · 標準
多くの人々が、失われた原郷を夢見ている。
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詩人は、心の奥底にある原郷への思いを歌い上げた。
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彼の絵画には、どこか懐かしい原郷の風景が描かれている。
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ウィキペディア

原郷 とは言語学において、ある語族の祖語の拡散の始まった場所をさす。いわば語族の故郷、起源地というべき場所のことである。ホームランド、故地、祖地などともいうが、日本語訳が必ずしも定まっている訳でない。

出典: 原郷 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0