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分界

ぶんかい
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
1
標準
demarcation
文例 · 用例
実にこの二つの者は、芸術の曠野を分界する二の範疇で、両者は互に対陣し、各々の旗号を立て、各々の武器をもって向き合ってる。
萩原朔太郎 詩の原理 青空文庫
(17)実際に見|得べき水と空との分界線。
THE GOLD-BUG 黄金虫 青空文庫
しかし余はこれと普通の知覚とは同一種であって、その間にはっきりした分界線を引くことはできないと信ずる。
西田幾多郎 善の研究 青空文庫
女を知らぬ前と知った後との分界線を俗に皮切りという。
二葉亭四迷 平凡 青空文庫
上等の内にて大臣と小姓組とを比較し、下等の内にて祐筆と足軽とを比較すれば、その身分の相違もとより大なれども、明に上下両等の間に分界を画すべき事実あり。
福沢諭吉 旧藩情 青空文庫
独り上等と下等との大分界に至ては、ほとんど人為のものとは思われず、天然の定則のごとくにして、これを怪しむ者あることなし。
福沢諭吉 旧藩情 青空文庫
この門番は旧来|足軽の職分たりしを、要路の者の考に、足軽は煩務にして徒士は無事なるゆえ、これを代用すべしといい、この考と、また一方には上士と下士との分界をなお明にして下士の首を押えんとの考を交え、その実はこれがため費用を省くにもあらず、武備を盛にするにもあらず、ただ一事無益の好事を企てたるのみ。
福沢諭吉 旧藩情 青空文庫
人、あるいはいわく、学問と政治とはもとより異なり、異なるがゆえに、学問所に政談を禁じて、多く政治の書を読ましめざるなり、その制法・規則さえ定まれば、二者の分界明白にして人を誤ることなし、との説あれども、ただ説にいうべくして、教育の実際に行わるべからざるの言なり。
福沢諭吉 学問の独立 青空文庫
作例 · 標準
川の中央を隣接する二つの市の分界線として定めているため、橋の途中で管轄が変わる。
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植生が大きく変化する標高二千メートルの尾根を、高山帯と亜高山帯の分界とする。
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この海峡は古くから二つの大国の勢力圏の分界となっており、常に緊張状態にある。
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