琉歌
りゅうか
名詞
標準
Okinawan fixed form poetry
文例 · 用例
久高島で、川平さんと私との採訪して来た「ゐなぐめがなさば君のめで、ゐきがみがなさばしゆんぢやなしめで」といふ琉歌形の民謡について早く「琉球の宗教」時分に、伊波さんその他から、心切な注意を受けてゐたのであつた。
— 折口信夫 『「琉球の宗教」の中の一つの正誤』 青空文庫
今の琉歌の発生は、速断は出来ぬが、伊波さんの研究によると、「おもろ双紙」にも、その俤はある様である。
— 折口信夫 『組踊り以前』 青空文庫
恩納節その他が、「恩納なびい」の発唱によるものとする説も、概念的には、琉歌成生・展開の暗示となる。
— 折口信夫 『組踊り以前』 青空文庫
あやごは、今は宮古島にのみ栄えて、外には衰へたが、此は、小曲の琉歌の抒情気分が、古風な叙事詩を征服した為である。
— 折口信夫 『組踊り以前』 青空文庫
琉歌は、其成立の歴史を思ふ時、直に其作者の感激が、胸に生きて来る。
— 折口信夫 『組踊り以前』 青空文庫
此ふしが次第に、琉歌形式に統一せられて行つた。
— 折口信夫 『組踊り以前』 青空文庫
あやご風に傾けば、物語歌の伴奏とも言ふべき曲節を表現する、ふりごととなつたらうが、琉歌を原則とする様になつたので、抒情的な気分を加へて行つたのである。
— 折口信夫 『組踊り以前』 青空文庫
其は恐らく、琉球渡来説の立ち場からすれば、琉歌の弾き方と共に、伝へられたものと見られる。
— 折口信夫 『組踊り以前』 青空文庫
作例 · 標準
三線(さんしん)の音色に合わせて、沖縄の伝統的な琉歌(りゅうか)が朗々と歌われる。
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「八・八・八・六の音数で構成される琉歌は、独特の叙情性を持っている」
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祖母が静かに口ずさむ琉歌を聞きながら、故郷の海に思いを馳せた。
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