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大酔

たいすい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
dead drunk
文例 · 用例
くだものを食べると、酔いがさめて、また大いに飲めるようになるよ」 私は彼がこの調子で、ぐいぐいウイスキイを飲み、いまに大酔いを発し、乱暴を働かないまでも、前後不覚になっては、始末に困ると思い、少し彼を落ちつかせる目的を以て、梨の皮などをむいてすすめたのである。
太宰治 親友交歓 青空文庫
「上戸も死ねば下戸も死ぬ風邪」で、毒酒の美さに跡引上戸となつた将門も大酔淋漓で島広山に打倒れゝば、「番茶に笑んで世を軽う視る」といつた調子の洒落れた将平も何様なつたか分らない。
幸田露伴 平将門 青空文庫
(10) 大酒家の夫 何かほかの嗜好物に転換させるか、もし万不可能な時は、妻自身大酒をのむか、但しはのみたる振りで酔っぱらって困らせて見せるか、知人の大酔家を、夫のしらふの時に夫の眼の前へ連れて来て見せしめにするかです。
岡本かの子 良人教育十四種 青空文庫
『朝野僉載』には大酔して崖辺で睡った人の上へ虎が来て嗅ぐと虎鬚がその人の鼻孔に入りハックションと遣った声に驚きその虎が崖から落ちて人に得られたとある。
虎に関する史話と伝説民俗 十二支考 青空文庫
その上に大酔悩乱です。
泉鏡花 雪柳 青空文庫
彼の眼は大酔に据つて、碌々わたしの姿も見ず、「おゝ、大塚、貴様感心に何時でも机に向つて勉強しとるな。
牧野信一 緑の軍港 青空文庫
高級料理を貪り喰い歓楽街に狂呼し、札束を切り大酔して意気高々とした状は、豪快といえば豪快に似ているが、実は刑務所から釈放された前科人が餓えきって娑婆の風に遇ったようなもので、十二分に歓を尽くせば歓を尽くすだけ、その状はむしろ哀れで悲しく、見窄らしげで、重々しいところは更に無いのである。
幸田露伴 努力論(現代訳) 青空文庫
僕たちは、その旗に関しては七郎丸が大酔をした時に、たった一遍話材にした以外には、不断はいい合せたかのようにそれについては口を緘して僕も、見て見ぬふりをして来たものである。
牧野信一 吊籠と月光と 青空文庫
作例 · 標準
昨夜は飲みすぎて、今朝はひどい大酔状態だ。
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彼は大酔してしまい、介抱するのに苦労した。
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あまりにも大酔したので、昨夜のことはほとんど覚えていない。
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