芳樹
ほうじゅ
名詞
標準
beautiful tree
文例 · 用例
又近藤芳樹氏は倭女王の都邪馬臺を肥後の菊池郡山門郷なるべしと説かれたれば、鶴峯氏の如くまた西岸航行説を執れる論者の一人なりしなり。
— 白鳥庫吉 『倭女王卑彌呼考』 青空文庫
恐らくその開板に便宜を与へたと思はれる近藤芳樹の書いた序文は、短歌の本質と、橘曙覧の作物の価値とを、此時代としては、よく理会した書き物であつた。
— 折口信夫 『橘曙覧評伝』 青空文庫
芳樹に此依頼に行つたのは、曙覧の門弟太政官主記佐藤誠である。
— 折口信夫 『橘曙覧評伝』 青空文庫
わたくしが枕山の女芳樹女史を訪うて親しく聞いた所によると、捨吉は叔父次郎右衛門とは折合がよくなかったので、僅少の金子をふところにして家を出で道中辛苦して尾張に往ったという話である。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
わたくしは枕山の女芳樹女史を訪うてこの事を問うたが女史の言う所もまたわたくしの推定に違わなかった。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
」 右の尺牘は大沼芳樹女史の所蔵に係るもので、尺牘には行間の余白を縫って後から書添えた文言がなお一カ条ある。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
かねは芳樹と号して詩を父に学んだ。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
頃日誠ソノ旧居ヲ訪ヒ令愛芳樹女史ヲ見ル。
— 永井荷風 『下谷叢話』 青空文庫
作例 · 標準
新緑の季節、山々には芳樹が茂り、爽やかな風が吹き抜けていく。
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庭園に植えられた芳樹が、春には色とりどりの花を咲かせ、訪れる人の目を楽しませる。
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故郷の古い神社の境内には、樹齢数百年を数える見事な芳樹がそびえ立っている。
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