記念樹
きねんじゅ
名詞
標準
memorial tree
文例 · 用例
午後に彼は以前の卒業生の植えた記念樹のあたりへ出た。
— 島崎藤村 『桜の実の熟する時』 青空文庫
運動場の区劃は碁盤の目を盛ったような真直な道で他の草地なぞと仕切ってあって、向うの一角に第一期の卒業生の記念樹があれば是方の一角にも第二期の卒業生の記念樹が植えてあるという風に、ある組織的な意匠から割出されてある。
— 島崎藤村 『桜の実の熟する時』 青空文庫
向うの教室の側面にある赤|煉瓦の煙筒も、それから人間が立つかのように立っている記念樹も暮れて来て、三棟並んだ亜米利加人の教授達の家族が住む西洋館にはやがてチラチラ燈火の点く頃までも。
— 島崎藤村 『桜の実の熟する時』 青空文庫
皆で寄って集ってそこに新しい記念樹を植えた。
— 島崎藤村 『桜の実の熟する時』 青空文庫
(まだ誰一人なじみのない彼は、毎朝校舎の横手の青々した芝生に坐ってみたり、高等学部の前の記念樹の間をぶらついて、運動場でキャッチボールをしている人達を見やって親愛と征服の想いに瞳を輝かせたりして響きの懐かしい鐘の音を待った。
— 地に潜むもの 『地上』 青空文庫
その樹はこの由緒ある記念樹として今もなお活きて繁茂し、初冬にはその葉色黄変してすこぶる壮観を呈するのである。
— 牧野富太郎 『植物一日一題』 青空文庫
330恐らく昔、亡びたる或る人間の記念樹か?
— ILIAS 『イーリアス』 青空文庫
ちょっと記念樹の下まできてくれたまえ」「いやだよ」 と松村君はことわった。
— 佐々木邦 『苦心の学友』 青空文庫
作例 · 標準
校庭の隅にあるハナミズキは、私たちの代の卒業生が植えた記念樹だ。
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「わあ、見て!結婚記念日に植えた記念樹、今年はこんなに花が咲いたわよ」
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自治体の創立五十周年を祝って、公園の入り口に立派なケヤキが記念樹として贈られた。
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ウィキペディア曖昧さ回避
記念樹(きねんじゅ) 学校の創立や卒業などを記念して植える樹木。 神木#記念樹 楽曲のひとつ。天野滋作詞。作曲は服部克久であるが、『どこまでも行こう』の剽窃であるという小林亜星の主張が裁判で認められた。記念樹 (あっぱれ学園生徒一同の曲)を参照。 1966年にTBS系列「木下恵介アワー」枠で放送されたドラマ。主題歌も同タイトル。記念樹 (テレビドラマ)を参照。 楽曲のひとつ。森昌子が歌唱。
出典: 記念樹 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0