供回り
ともまわり
名詞
標準
retinue
文例 · 用例
したがってそのあくる日から、供回りはいっそうに厳重になったのでしょう。
— 橘外男 『亡霊怪猫屋敷』 青空文庫
門前の仇討ち ある日のこと、そのときはすでに左近将監が例のちかづきがたいほど厳重な供回りのものをしたがえて、山茶花屋敷へもどってきたばかりのときでしたが、若党の佐平治があわただしく将監の居間へかけこんできました。
— 橘外男 『亡霊怪猫屋敷』 青空文庫
そしてこの地の大官連中が来り弔するのでありましょうか、供回り揃えて幾台も幾台もの轎が引っ切りなしに正門からこの本邸への道を続いてくるのが見えました。
— 橘外男 『ウニデス潮流の彼方』 青空文庫
わたしは自分のお供の中の最も卑しい者にまで慣れ、自分の供回りに打ちまじって談笑することのできる人々を、羨ましく思う。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
ただ必要なだけの供回りを連れてゆくにとどまらず、恥ずかしくないだけのものを従えてゆくのが癖なので、それだけ日数も縮め回数も減らさなければならなかった。
— ESSAIS DE MONTAIGNE 『モンテーニュ随想録』 青空文庫
しゅりのすけどのにおかせられても、しょうはいは弓矢とる身の常、なにごともまわりあわせとおぼしめされてきょうまでのいしゅを水にながされ、このしろをあけわたして高野山のふもとへたちのいてくださらぬか。
— 谷崎潤一郎 『盲目物語』 青空文庫
作例 · 標準
将軍の供回りは非常に豪華で、沿道の人々を圧倒した。
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お忍びの旅とはいえ、最低限の供回りを付けないわけにはいかない。
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供回りの者たちは、主人の一挙手一投足に注意を払っている。
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