辛党
からとう
名詞
標準
drinker
文例 · 用例
私は酒も好きだが、菓子も好きになつた(何もかも好きになりつつある、といつた方がよいかも知れない)、辛いものには辛いもののよさが、甘いものには甘いもののよさがある、右も左も甘党辛党万々歳である。
— 種田山頭火 『其中日記』 青空文庫
砂糖が切符制になつてから、坊守さんが「お砂糖はどうしませう」と訊かれる、「甘いものには縁がありません」と私は答へる、私は辛党、甘党君は私の分まで甜めて下さい!
— 種田山頭火 『一草庵日記』 青空文庫
日本では甘党辛党などゝ称し、酒好きと菓子好きとを対立させてゐるが、これはどうも理屈に合はぬらしい。
— 岸田國士 『甘い話』 青空文庫
商品として他国に出すには妙法であろうが、雲丹の味はさっぱり駄目になってしまい、しかも和田又が買い占めているために純粋な品が得にくくなったので、辛党であった私の亡父などは憤慨していた。
— 青木正児 『九年母』 青空文庫
「苦しゅうて、苦しゅうて、やりきれんからとうとうこんな芸当をやっちまった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
そして冬|撰鉱へ来ていたこの村の娘のおみちと出来てからとうとうその一本|調子で親たちを納得させておみちを貰ってしまった。
— 宮沢賢治 『十六日』 青空文庫
おっかさんの云うことを聞かないもんだからとうとうこんなことになってしまった。
— 宮沢賢治 『サガレンと八月』 青空文庫
その昼間のうちはシャツとズボン下だけで頭をかかえて一日小使室に居ましたが夜になってからとうとう警部補にたたき出されてしまいました。
— 宮沢賢治 『バキチの仕事』 青空文庫
作例 · 標準
「父は甘いケーキには見向きもせず、『酒の肴なら何でもいい』という根っからの辛党だ。」
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「バレンタインに何を贈るか迷ったけど、彼は辛党だから高級なカラスミにしたよ。」
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「辛党の彼が珍しくお汁粉を食べていると思ったら、中にお餅が入ってたかららしい。」
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標準
person fond of spicy food
作例 · 標準
「辛党の俺からすれば、この『激辛』表示のラーメンはピリ辛程度で物足りない。」
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「ハバネロ入りのカレーを平気な顔で完食するなんて、君も相当な辛党だね。」
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「『辛党お断り』なんて挑戦的な看板の店を見つけたら、入らずにはいられないよ。」
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「辛党が高じて、最近は自分で唐辛子を栽培し始めたんだ。」
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ウィキペディア
辛党(からとう)にはおおよそ酒が好きな人 辛いものが好きな人 塩からいものが好きな人
出典: 辛党 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0