戯奴
わけ
代名詞頻度ランク #141 · 青空 0 例
標準
I
文例 · 用例
立派な戯奴だ、これでひとつ浮かれて退けるか。
— 北原白秋 『桐の花』 青空文庫
それから暫時経つて、殆素つ裸の俄作りの戯奴は外の出窓に両脚を恍惚と投げ出して居た。
— 北原白秋 『桐の花』 青空文庫
恰度こんな暑い日だつた、俺は監獄で……と戯奴が面を顰める……俺は監獄であまり監房の臭気が陰気なので、汚ない亜鉛の金盥に水を入れて、あの安石鹸を溶しては両手で掻き立て掻き立て、強い弾ぢきれさうな匂を息の苦しくなるほど跳ね散らしてゐた。
— 北原白秋 『桐の花』 青空文庫
と、思ひ出すと、取り澄ました俄作りの戯奴が一時に真白な顔の造作を破裂さした、はははは、自分でも吃驚するほどの大きな声を挙げ乍ら、腹を擁えて出窓から畳の上に転げ廻つた、而して又転げ廻つて/\世界中がひつくりかへるやうに笑ひ続けた。
— 北原白秋 『桐の花』 青空文庫
これでは手品師の介添に出る、戯奴に変らぬことを彼自身も知つてゐた。
— 久米正雄 『虎』 青空文庫
別に邪魔になる程に、大声で笑つたわけでもなかつたし、それにしてもだ、先生がカン/\になつてたことは事実だし、先生自身何をそんなに怒るのか知つてゐぬらしいことも事実だし、俺としたつて意地やふざけで笑つたわけではなかつたのだ。
— 中原中也 『夏と悲運』 青空文庫
格別俺は人生がどうのかうのと云ふのではない、理想派でも虚無派でもあるわけではない。
— 中原中也 『夏と悲運』 青空文庫
暫くゆくと自転車を坂の下に落として、自分一人は草を掴めば上れるが、自転車を置いとくわけにもいかずといふ災難者にあつた。
— 中原中也 『(七銭でバットを買つて)』 青空文庫
作例 · 標準
「この戦、戯奴(われ)が引き受けよう。」
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「戯奴(なんじ)がそのようなことをするとは、信じられぬ。」
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「戯奴(われ)の忠誠は揺るがぬ。」
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標準
you
作例 · 標準
その土地は、かつて地方の別(ロード)が治めていた。
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彼は、帝国の辺境を任された別(ロード)の家系に連なる者だ。
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その別(ロード)は、民衆からの信頼も厚かったという。
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