人称
にんしょう
名詞頻度ランク #26489 · 青空 221 例
標準
person
文例 · 用例
一人称単数現在なら hasami だからよく似ている。
— 寺田寅彦 『言葉の不思議』 青空文庫
然るに、観聞志と云へる書には、斉川以西有羊腸、維石厳々、嚼足、毀蹄、一高坂也、是以馬憂、人痛嶮艱、王勃所謂、関山難踰者、方是乎可信依、土人称破鐙坂、破鐙坂東有一堂、中置二女影、身着戎衣服、頭戴烏帽子、右方執弓矢、左方撫刀剣とありとか。
— 泉鏡太郎 『甲冑堂』 青空文庫
これは釈尊が、応身の仏陀の位置から、法身の仏陀の説法を取次がれるところから、こういう第二人称の敬語を用いられるので、自覚された仏陀が、いかに自身とは言え、その自覚を尊ばれ敬重の念を払われたところに何とも言えない奥床しさを感ずるのであります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
或る浅薄な解釈者は、一人称の「私」で書いた小説類を、すべて主観的文学と言っているが、もしそうした小説に於て、「私」という言葉の代りに「彼」を置き、もしくは青野三吉という他人の固有名詞を入れ換えたら、単にそれだけの文字の相違で、主観小説が直ちに客観小説に変ってくるのか?
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
汝こそわが鳥人の術を以て、身を隠すに価する者じゃ」 と、余と言ってみたり、我と言ってみたり、俺と言ってみたり、さまざまな一人称を使うところは、大方混乱している証拠と見えたが、佐助は鳥人の術に心を惹かれて、思わず、「して、その術とは……?
— 織田作之助 『猿飛佐助』 青空文庫
この二つの大阪弁の一人称小説を比較してみると、語り手が一方は男であり、他方は女であるという相違だけではなく、まるで同じ土地の言葉とは思えぬくらい違っているのだ。
— 織田作之助 『大阪の可能性』 青空文庫
それは決してひとり言ではなくて、立派に私の言う事を理解しうる二人称の相手にそういう心持ちで言うのである。
— 寺田寅彦 『ねずみと猫』 青空文庫
しかるに、観聞志と云える書には、――斎川以西有羊腸、維石厳々、嚼足、毀蹄、一高坂也、是以馬憂、人痛嶮艱、王勃所謂、関山難踰者、方是乎可信依、土人称破鐙坂、破鐙坂東有一堂、中置二女影、身着戎衣服、頭戴烏帽子、右方執弓矢、左方撫刀剣――とありとか。
— 泉鏡花 『一景話題』 青空文庫
作例 · 標準
この文章は、一人称で書かれているため読者の共感を呼びやすい。
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日本語の文法では、英語ほど人称代名詞を頻繁に使わない。
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「物語の語り口は、三人称の方が客観的に描けるよ」と先生がアドバイスした。
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