恥の上塗り
はじのうわぬり
表現
標準
piling shame on top of shame
文例 · 用例
いちばん弱虫で病身でいくじなしであった自分はこの年まで恥をかきかき生き残って恥の上塗りにこんな随筆を書いているのである。
— 寺田寅彦 『相撲』 青空文庫
」「恥の上塗りよ……」「負けると厭だもんで、あんなことを云つてら、尤も稀に勝つたらそんなものだらうさ。
— 牧野信一 『青白き公園』 青空文庫
万一これが露顕しては恥の上塗りであるから、いっそ今のうちに切腹しようかとも思ったのですが、先ず兎もかくも家へ帰って、母にもそのわけを話して暇乞いをした上で、しずかに最期を遂げても遅くはあるまいと思い直して、夜のふけるころに市ヶ谷の屋敷へ帰って来ました。
— 岡本綺堂 『三浦老人昔話』 青空文庫
しょせん自分は逃れることの出来ない罪を背負っている以上、なまじいに逃げ隠れをして捕われるのは恥の上塗りである。
— 岡本綺堂 『鳥辺山心中』 青空文庫
行ったところで恥の上塗りをするようなことになるんじゃないかと思うけれど。
— 徳田秋声 『仮装人物』 青空文庫
それは即ち横車を押した代価であって、私にとっては恥の上塗りに外ならぬのです。
— モーリス・ルヴェル Maurice Level 『自責』 青空文庫
当日一同が打ち解けた席上で、もう一度今日の話をくり返して恥の上塗りをしなければならぬ事を知りつつ、どうしても後へ退けない事を覚悟した。
— 夢野久作 『暗黒公使』 青空文庫
一ツ書いたらば、どうせ恥の上塗り、やかなも知らぬのだから、ヘボ句といふことにさへもなるまいが、防空の霧ふかき夜を出征す いま、耳のはたで、弱い蚊が、細いかなきり聲をたててゐる。
— 長谷川時雨 『煎藥』 青空文庫
作例 · 標準
この物語の始まりは、ある小さな村での出来事だった。
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宇宙の始まりについて、科学者たちは様々な説を唱えている。
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人生の始まりは、両親からの愛情に包まれていた。
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