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陣幕

じんまく
名詞
1
標準
camp enclosure
文例 · 用例
人夫よ はやく夏草を刈りつくせ狼火をあげよ 烟を空にたなびかせよ空想の陣幕を野邊にはつてまぼろしの宴樂をほしいままにせよ。
萩原朔太郎 青空文庫
張り廻された陣幕である。
国枝史郎 剣侠受難 青空文庫
見えぬ敵 陣幕の中央に床几がある。
国枝史郎 剣侠受難 青空文庫
いやいや一個恐ろしいものが、陣幕の隅に据えてある。
国枝史郎 剣侠受難 青空文庫
陣幕のそとには二頭の馬が、バリバリ草を食っている。
国枝史郎 剣侠受難 青空文庫
」というと天草時行、床几から離れて槍をとり、陣幕をくぐってそとへ出た。
国枝史郎 剣侠受難 青空文庫
」「葵のご紋だ、葵のご紋だ」 その時であった、陣幕の外から、「天草殿へ申し上げます」こういう声が聞こえてきた。
国枝史郎 剣侠受難 青空文庫
文三さんとやら、さあおはいり」 声に応じて陣幕をかかげ、恐る恐る姿をあらわしたのは、さっき盆地を駈けあがり、天草の部下にとらえられた男、楠右衛門の子の文三であった。
国枝史郎 剣侠受難 青空文庫
作例 · 標準
武将は、戦場に到着するとすぐに陣幕を張るよう命じた。
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陣幕の中は、兵士たちの談笑や武器の手入れをする音で賑わっていた。
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「おい、陣幕が風で飛ばされそうだぞ!しっかり固定しろ!」と、兵士は叫んだ。
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ウィキペディア曖昧さ回避

陣幕(じんまく) 一般名詞 陣幕 - 故実作法に基づいた戦場における陣地を作るための幕。露天に幕串を立てて飾り、陣地を構成する。江戸時代になると、軍学書などを通じて武家社会における神聖な意味合いをもつ用具として認識されるようになる。また庶民の間でも外界からの邪気を払う呪術的機能を持つものとして祭礼や芝居興行に盛んに用いられるようになった。 固有名詞 陣幕 (相撲) - 大相撲の力士名、また年寄名跡。 陣幕長兵衛:大坂相撲の力士。年寄名跡「陣幕」の祖。 陣幕嶋之助:最高位大関の力士。1791年の上覧相撲で雷電為右衛門に押し出しで勝利。記録の残る限りではここまで正攻法で雷電に勝利した力士はいない(こちらを参照)。 陣幕久五郎:第12代横綱。年寄名跡「北陣」の祖。

出典: 陣幕 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0