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凝滞

ぎょうたい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
delay
文例 · 用例
昔の生物学者が云つたやうに、人間の身体から一種の気が立つて行く、其気が適当に発散しないで凝滞すると病気が出る。
平出修 畜生道 青空文庫
一点の凝滞もありません。
太宰治 新ハムレット 青空文庫
凝滞していた気分は飛沫を揚げて流れ始めました。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
少しも凝滞するところがない。
田山録弥 閑談 青空文庫
「自然」のやうに沈黙であること、また「自然」のやうに大胆であること、また「自然」のやうに端倪すべからざること、これさへわかれば、これさへ飲み込めれば、何事でも凝滞するところなしに押して行くことが出来た。
田山録弥 自然 青空文庫
曰く、宗教にして、若し、万世|不易の形を取り、万人の為め、予め、劃然として具へられたらむには、精神界の進歩は直に止りて、厭ふべき凝滞はやがて来らむ。
上田敏 海潮音 青空文庫
曰く、宗教にして、若し、万世不易の形を取り、万人の為め、予め、劃然として具へられたらむには、精神界の進歩は直に止りて、厭ふべき凝滞はやがて来らむ。
上田敏訳詩集 海潮音 青空文庫
何となく――それはウソぢやない――人心凝滞、世相険悪を感ぜざるを得ない、ダイナマイトはうづたかく盛られてある、まだ点火するほどの人間が出現しないのだ!
種田山頭火 其中日記 青空文庫