凍瘡
とうそう
名詞
標準
chilblains
文例 · 用例
私がまだほんの少女の時分に、凍瘡のいたがゆいやうな雨のふる宵に風呂から出て、肌の匂ひとは知らずに、白粉の溶けてしみこむ頸もとを眺めたり、自分でも美しいと思ふやうな眼の色を見詰めてゐたり、しつとりと香油をふくむ黒い鬢の毛を掻きなでて見たりして、燈火のもとで鏡に見惚れてゐた時もあつた。
— 長谷川時雨 『春』 青空文庫
ああ、とうとうそうなってしまったのかと思った。
— 新美南吉 『川』 青空文庫
無理に生木をひきさいて、それがために又なにかの間違いでも出来て、結局は新聞の雑報|種になって、近所隣りへ来て大きい声で読売りでもされた日には、飛んだ恥さらしをしなければなりませんから、家内にも因果をふくめて、とうとうそういうことに決めてしまったのです。
— 岡本綺堂 『有喜世新聞の話』 青空文庫
とうとうそう云ってしまいました。
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫
」 ――とうとうそう云った。
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫
無理に生木をひきさいて、それがために又なにかの間違いでも出来て、結局は新聞の雑報種になって、近所隣りへ来て大きい声で読売りでもされた日には、飛んだ恥さらしをしなければなりませんから、家内にも因果をふくめて、とうとうそういうことに決めてしまったのです。
— 岡本綺堂 『探偵夜話』 青空文庫
友木はとうとうそう決めて終った。
— 甲賀三郎 『罠に掛った人』 青空文庫
」僕はとうとうそう言いながら、妻を促した。
— 堀辰雄 『大和路・信濃路』 青空文庫
作例 · 標準
寒い冬の日、手足に凍瘡ができてかゆくてたまらなかった。
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凍瘡を防ぐためには、防寒対策をしっかり行う必要がある。
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子供の頃はよく凍瘡になったものだ。
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