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横陣

おうじん
名詞
1
標準
line abreast
文例 · 用例
一同はしあわせよしと喜びながら、たがいに十|間くらいずつの間隔をとって、一列にならび、海ひょうの群れを陸のほうに見て、海のほうへ一文字に横陣をすえて海ひょうの逃げ路をふさいだ。
佐藤紅緑 少年連盟 青空文庫
縦陣(⊂⊂⊂⊂)になっていても横陣(∩∩∩∩)になっていても、一しょに狙われるから危い。
平田晋策 昭和遊撃隊 青空文庫
その頃、米国艦隊の主力は、十六隻の単横陣を作り、最も後方にいたが、漸く三万五千メートルの射程に入ろうとして、専ら注意力を、前方に送っていた。
海野十三 空襲葬送曲 青空文庫
敵は単横陣を張り、我艦隊は単縦陣をとって、敵の中央をさして丁字形に進みしが、あたかも敵陣を距る一万メートルの所に至りて、わが先鋒隊はとっさに針路を左に転じて、敵の右翼をさしてまっしぐらに進みつ。
徳冨蘆花 不如帰 小説 青空文庫
双眼鏡をとってかなたを望めば、敵の中央を堅めし定遠鎮遠はまっ先にぬきんでて、横陣やや鈍角をなし、距離ようやく縮まりて二艦の形状は遠目にも次第にあざやかになり来たりぬ。
徳冨蘆花 不如帰 小説 青空文庫
わが本隊は敵の横陣に対して大いなる弧をえがきつつ、かつ射かつ駛せて、一時三十分過ぎにはすでに敵を半周してその右翼を回り、まさに敵の背後に出でんとす。
徳冨蘆花 不如帰 小説 青空文庫
とはいえこの横陣が、奥行きの浅い薄手だったのはいうまでもない。
筑紫帖 私本太平記 青空文庫
作例 · 標準
例句