空回り
からまわり
名詞動詞-サ変動詞-自動詞頻度ランク #24722 · 青空 8 例
標準
racing (of an engine)
文例 · 用例
そしてこの殺人行為は、当人によって論理的に弁義されているが、実は観念的思弁の空回りの結果にすぎないし、彼の頭脳の中には、カント、ヘーゲル、ケルケゴール、ハイデッガー、サルトル、などの思想家の断片と、原罪とか主体性とかいう断想とが、全くジャングルのように生い茂っているのである。
— 豊島与志雄 『ジャングル頭』 青空文庫
俊敏な脳は無駄な空回りをしない。
— THE ROMANCE OF THE SECRET SERVICE FUND 『諜報部秘話』 青空文庫
噴出穴に当たれば、ドリルの力が抜けて、向う側で空回りする。
— THE MASTER CRIMINAL 『悪の帝王』 青空文庫
フランス人の軽佻さには、神経質な焦燥が伴っていて、たとい空回りをしようとも、たえず頭脳が働きつづけている。
— JEAN-CHRISTOPHE 『ジャン・クリストフ』 青空文庫
これまで長年、あらゆる姿の彼を見てきたのだ――仕事の時も余暇の時も、喜びの日も悲しみの日も、日だまりの中でも雲の中でも――だからこそ私はわかる、本書の文章が脳の空回りの産物でもなければ、他の本の孫引きでも寄せ集めでもない、自分の心に根ざした、しかるべき実感実体験があってのちに書かれたものなのだと。
— MORNING AND EVENING THOUGHTS 『朝に想い、夜に省みる』 青空文庫
メアリはむなしく頭を空回りさせるばかりだった。
— The Slave of Silence 『くちなしの花』 青空文庫
わたしの気持ちは全部初めから書いて、可否はともかく、理解していただこうと思っては、ときおりペンを執るのですけれど、あれもこれもと思うと、頭の方が空回りしだして、少しも、一行も書けなくなりますの。
— 太宰治との愛と死のノート 『雨の玉川心中』 青空文庫
それからまわりの窓を見た。
— 宮沢賢治 『花壇工作』 青空文庫
作例 · 標準
雪道でタイヤが空回りして、なかなか前に進めない。
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古い洗濯機は、時々ベルトが空回りする音がする。
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アクセルを踏み込んだが、エンジンの空回りだけで車は動かなかった。
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標準
going round in circles (of an argument, discussion, etc.)
作例 · 標準
会議が始まって2時間経つが、議論ばかり空回りして結論が出ない。
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彼の努力は空回りばかりで、なかなか成果に結びつかない。
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チームのモチベーションが低いせいで、企画が空回りしている感じがする。
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解決策を見つけようとしても、いつも同じところで空回りしてしまう。
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