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矯激

きょうげき
形容動詞名詞
1
標準
radical
文例 · 用例
不知不識自分も矯激な言動をするやうになつた。
平出修 計画 青空文庫
況んや書を讀んで未だ萬卷に達せず、識いまだ古今を照らすに及ばざる程の力量分際を以て、正を失はざらんとするの心甚だ乏しく、奇を追はんとするの念|轉盛んにして、たま/\片々たる新聞雜誌等の一時の論、矯激の言等に動かされ、好んで傍門小徑に走らんとするのは、甚だ危いことである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
然るに世おのづから矯激詭異の思想を懷き、言語を弄し、行爲を敢てする一種の人ありて、是を是とし非を非とする以上に、不是を是とし、不非を非とし、以て快を一事に縱にするが如き擧に出づるものがあるは悲しむべきことである。
幸田露伴 努力論 青空文庫
温健な事よりは、矯激な事を悦ぶ。
幸田露伴 努力論 青空文庫
御議論がちと矯激でごわりましょう!
泉鏡花 婦系図 青空文庫
」「先生、人の娘を、嫁に呉れい、と云う方がかえって矯激ですな、考えて見ると。
泉鏡花 婦系図 青空文庫
先生は、意味は判らないまゝに、たゞ父親の矯激な気持だけを文章の調子によって胸の中に張り膨らませられた。
岡本かの子 生々流転 青空文庫
アンリーはリヨンで王党の党員だったが矯激の振舞いがあったのでしばらくフランス縮緬の輸出の仕事を請負って東洋へ来た。
岡本かの子 豆腐買い 青空文庫