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魯鈍

ろどん
名詞
1
標準
imbecility
文例 · 用例
そうした八雲の心理は、我が子の魯鈍に幻滅を感じてる親が、他人から、その愛児の悪評を聞いて怒る心理と、よく似たものであったと思われる。
室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 小泉八雲の家庭生活 青空文庫
殊にも醜惡な魯鈍なものに對しては容赦が無い。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
さうした讀書から自然に覺えた探偵ごつこ、自分の友達の多少|魯鈍なのを兇賊に仕立てたりして、それをわら繩で縛り上げる敏腕な探偵は、私の少年時代のある時の姿だつたから……。
南部修太郎 探偵小説の魅力 青空文庫
銃剣を鍛えそれを振り廻したりする魯鈍な大衆以外の人間によって戦争が決定せられ得る限り、それは何遍も繰りかえし起されるであろう。
黒島伝治 反戦文学論 青空文庫
外来ヨークシャイヤでも又黒いバアクシャイヤでも豚は決して自分が魯鈍だとか、怠惰だとかは考えない。
宮沢賢治 フランドン農学校の豚 青空文庫
「性質の善良のは魯鈍だ」。
国木田独歩 竹の木戸 青空文庫
と促急込んで独問答をしていたが「魯鈍だ、魯鈍だ、大魯鈍だ」と思わず又叫んで「フン何が知れるもんか」と添足した。
国木田独歩 竹の木戸 青空文庫
あの魯鈍な機械に比べて「ベルリーン」に映出される本物の機械の美しさは、実に見ていて胸がすくようである。
寺田寅彦 映画雑感(1) 青空文庫
作例 · 標準
彼は魯鈍なふりをしているが、実は非常に頭の切れる人物だ。
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「この魯鈍めが!」と、殿様は家来を厳しく叱責した。
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一見、魯鈍に見えるその男こそが、事件の黒幕だった。
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