湖面
こめん
名詞頻度ランク #36292 · 青空 264 例
標準
lake surface
文例 · 用例
河口湖の湖面は朝霧に覆はれ、白く眼下に烟つてゐる。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
兎はさつそく泥をこねて、所謂岩乘な、いい舟の製作にとりかかり、狸は、すまねえ、すまねえ、と言ひながらあちこち飛び廻つて專ら自分のお辨當の内容調合に腐心し、夕風が微かに吹き起つて湖面一ぱいに小さい波が立つて來た頃、粘土の小さい舟が、つやつやと鋼鐵色に輝いて進水した。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
狸は夕陽にきらきら輝く湖面に浮きつ沈みつ、「あいたたた、あいたたた、ひどいぢやないか。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
その辛抱を試しみるように、湖面に、ときどきさざ波が立つ。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
湖面の夕紫は、堂ヶ島を根元から染めあげ、真向いの箒ヶ崎は洞のように黝んだ。
— 岡本かの子 『呼ばれし乙女』 青空文庫
湖面暗くして波浪上らず、雨脚矢のごとく湖上を打つ。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
兎はさつそく泥をこねて、所謂岩乗な、いい舟の製作にとりかかり、狸は、すまねえ、すまねえ、と言ひながらあちこち飛び廻つて専ら自分のお弁当の内容調合に腐心し、夕風が微かに吹き起つて湖面一ぱいに小さい波が立つて来た頃、粘土の小さい舟が、つやつやと鋼鉄色に輝いて進水した。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
「東京を出てからもう二年目の秋だな」 復一は、鏡のように凪いだ夕暮前の湖面を見渡しながら、モーターボートの纜を解いた。
— 岡本かの子 『金魚撩乱』 青空文庫
作例 · 標準
鏡のような湖面に、周囲の紅葉した山々が鮮やかに映し出されている。
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月明かりが静かな湖面に反射して、まるで銀色の道ができているかのようだ。
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投げた小石が波紋を広げ、穏やかだった湖面の静寂を一時的に破った。
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