即興詩
そっきょうし
名詞
標準
improvised poem
文例 · 用例
即興詩の、聴手は喜ぶものであれど、歌ふ身になつてみれば心許ないわざであらう。
— 中原中也 『青年青木三造』 青空文庫
ついでに言うが、一般に言って写生の句は、即興詩や座興歌と同じく、芸術として軽い境地のものである。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
森鴎外氏の「即興詩人」は、原作よりもずつと善いといふ定評がある。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
「即興詩人は訳ぢやない。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
正にその通り、即興詩人は鴎外氏自身の作つた翻案なのだ。
— 萩原朔太郎 『詩の翻訳について』 青空文庫
昔、ローマ近くのアルバノ地方に遊んだ時に、「即興詩人」で名を知られたゲンツアノ湖畔を通つたことがある。
— 寺田寅彦 『伊香保』 青空文庫
一九一〇年の元旦にこの火山に登って湾を見おろした時には、やはりこの絵が眼前の実景の上に投射され、また同時に鴎外の「即興詩人」の場面がまざまざと映写されたのであった。
— 寺田寅彦 『青衣童女像』 青空文庫
手近な即興詩人には、明かにヱズヰオと出て居るが、これをそのまゝには用ゐられぬ。
— 泉鏡太郎 『火の用心の事』 青空文庫
作例 · 標準
宴の席で、彼は即興詩を詠み上げ、皆を驚かせた。
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即興詩は、その場の感情や風景を瞬時に言葉にする芸術だ。
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古典文学には、多くの即興詩が収められている。
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