骨灰
こっかい異読 こっぱい・こつばい
名詞
標準
bone ash
文例 · 用例
遺命ニ、吾レ死スルノ後、速ヤカニ火化ヲ行ヒ骨灰ヲ太平洋ニ散ゼヨ。
— 中島敦 『斗南先生』 青空文庫
この微塵骨灰の中に珊瑚の玉かなんかが落ちてるように、お小夜は光ってる。
— 伊藤左千夫 『新万葉物語』 青空文庫
第5図 エジプトの大蜥蜴ヴァラヌス・ニロチクス 仏在世、一種姓竜肉を食い、諸比丘またこれを食うあり、竜女仏の牀前に到りて泣く、因って仏竜の血骨筋髄一切食うを禁じ、身外皮膚病あらば竜の骨灰を塗るを聴すとあるも、この蜥蜴であろう。
— 田原藤太竜宮入りの話 『十二支考』 青空文庫
荒尾君の作などは毎でも骨灰に軽蔑される、お邸の書斎には沙翁を初めヂツケンスやサツカレイの全集が飾つてあるさうな。
— 内田魯庵 『犬物語』 青空文庫
腹立紛れに贋物を取ッて骨灰微塵と打砕き、ホッと一息|吐き敢えずまた穿鑿に取懸り、また贋物を掴ませられてまた事実にしてまた打砕き、打砕いてはまた掴み、掴んではまた打砕くと、何時まで経っても果しも附かず、始終同じ所に而已止ッていて、前へも進まず後へも退かぬ。
— 二葉亭四迷 『浮雲』 青空文庫
だが、反対にその一方のいい分をきいて見ろ、こんどは、正しいはずだった方が、ちり骨灰だ!
— ――「ナップ」第三回大会にふれて―― 『文芸時評』 青空文庫
舶来最極上の骨灰焼だ。
— 夢野久作 『超人鬚野博士』 青空文庫
それから真中の丸|卓子の上に並んでいる舶来最上の骨灰焼きらしい赤絵の珈琲機。
— 夢野久作 『暗黒公使』 青空文庫
作例 · 標準
骨灰は、陶磁器の原料や肥料として利用される。
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古代の遺跡からは、人や動物の骨灰が発見されることがある。
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骨灰を混ぜることで、陶器の強度が増すと言われている。
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