奪い取る
うばいとる
動詞-五段-ラ行動詞-他動詞頻度ランク #42308 · 青空 506 例
標準
to plunder
文例 · 用例
突き止めてこの聖者から、世にも稀な幸福の秘訣を奪い取るか、でなければ、それが偽物であるのを観破して私の夢を安らかにし度い。
— 岡本かの子 『宝永噴火』 青空文庫
但しその兜を奪い取る目的で彼を殺したものならば、兜が彼の手に残っているはずはない。
— 岡本綺堂 『兜』 青空文庫
人跡稀な山奥の火葬場で人を焼く序に、棺桶を発いて目ぼしいものを奪い取る。
— 夢野久作 『書けない探偵小説』 青空文庫
何等社会に与かるところなくして、社会からあらゆるものを奪い取るからであります。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
そうなれば、何かにつけて便利だろうと考えたから――例えばもし、我々の大隠謀が失敗に帰した場合彼等両名を射殺した上、書類を奪い取るのが彼の役になっていたのだから。
— コナン・ドイル 『臨時急行列車の紛失』 青空文庫
あるいは座敷へ通して置いて、腕ずくで嚇して奪い取るものもある。
— 一つ目小僧 『半七捕物帳』 青空文庫
私は二十人ちかくの人から、まるで奪い取るように金を借りてしまった。
— 太宰治 『東京八景』 青空文庫
かれらは平吉が富に当ったことを知っていて、まず彼を刺し殺してその金を奪い取るつもりであったらしいが、金のありかは判らなかった。
— 岡本綺堂 『放し鰻』 青空文庫
作例 · 標準
例句