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通信文

つうしんぶん
名詞
1
標準
message
文例 · 用例
この棒に幾筋も横線を刻んで棒の側面を区分しておいてそれからその一区分ごとに色々な簡単な通信文を書く。
寺田寅彦 変った話 青空文庫
例えば第一区には「敵騎兵国境に進入」第二区には「重甲兵来る」と云った風な、最も普通に起り得べき色々な場合を予想してそれに関する通信文を記入しておく。
寺田寅彦 変った話 青空文庫
そこでこの容器の底に穴をあけて水を流出させれば水面の降下につれて栓と棒とが降下するのであるが、その穴の大きさをうまく調節すると二つの土器の二つの棒が全く同じ速度で降下しいつでも同じ通信文が同時に容器の口のところに来ているようになるのである。
寺田寅彦 変った話 青空文庫
発信機の方はピアノの鍵盤のようなものにアルファベットが書いてあって、それで通信文をたたいて行くと受信機の方ではタイプライターが働いて紙テープの上にその文句をそっくりそのままに印刷して行く仕掛けである。
寺田寅彦 変った話 青空文庫
この三百枚かの絵葉書に書いた君の通信文を見ると、その時々の挨拶やら、旅の印象の報告やらで一枚一枚違ふが、君の主観の思想めいたものを探し出すと、きまり切つてたつた一つなんだ」「どんな主観や思想なの」「さういつたら君自身だつて驚くだらう。
岡本かの子 花は勁し 青空文庫
娘はその時の執念が、こんなに沢山の絵葉書の通信文の殆ど一つ一つにも一貫して通つてゐる、と小布施は今さらアルバムを桂子の前へ押しつけて云ふのである。
岡本かの子 花は勁し 青空文庫
そしてあの意慾や感情と同じ系統のものが、小布施に送つた絵葉書の一端の通信文からも覚知されたのではなからうか――桂子は小布施の露はな指摘に逢つて、つい今しがたの坂の下での幻想も、何となく恥しいものに思はれた。
岡本かの子 花は勁し 青空文庫
通信文のおれの腕前は、もう見せてあるから、なにか目さきの變つたものにするのだ。
太宰治 猿面冠者 青空文庫
作例 · 標準
重要な通信文なので、確実に相手に届けてほしい。
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電信で送られてきた通信文を解読するのに時間がかかった。
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昔は手紙や電報が主な通信文の手段だった。
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